青空の下 新茶摘み始まる 那珂川町
那珂川町の茶畑では、10日から新茶葉の摘み取りが始まりました。
那珂川町矢又の大金茶園です。40アールに及ぶ段々畑で茶葉の新芽がみずみずしく光ります。
10日は、朝から地域の人やボランティアが10人ほど集まり、手作業で茶葉を摘み取っていきました。
収穫された茶葉は紅茶にして1年から3年の間、熟成させ風味や香りを高めていきます。
若くて柔らかい2枚の葉と1本の芯のみを丁寧に摘んだ茶葉は、機械で摘み取ったものと比べて雑味が少ない紅茶に仕上がるといいます。
この茶畑で採れた茶葉で紅茶を生産している烏山製茶工場によりますと、お茶は霜などの寒さに弱く那珂川町はお茶が生産できる北限の土地だということです。
烏山製茶工場で生産された紅茶は、工場での直売のほか、道の駅などでも販売されるということです。