バスケットボールB1の宇都宮ブレックスは7日、ホームで千葉ジェッツと今シーズン最終戦を行いました。

 今シーズン東地区3位でチャンピオンシップを逃したブレックスの最終戦の相手は、首位で勝率が9割近くと圧倒的強さを見せてきた千葉。

 観客席は黄色で埋め尽くされ、入場者数は5425人と県内の公式戦で最多となりました。

 試合はこれにふさわしい激しい攻防戦になり、ブレックスは序盤、千葉の固い守りに攻めあぐねますがエースの比江島がチーム最初の3ポイントを入れると徐々にペースを握ります。

 続く第2クオーター高島がスティール、3ポイントシュートを沈めて逆転に成功します。その後は一進一退の攻防が続き第3クオーターは、両チーム合わせて9本のスリーポイントが飛び交う空中戦に。

 そして、ブレックスの2点ビハインドで迎えた最終第4クオーター。比江島と千葉のエース富樫の日本代表同士がスリーポイントを交互に入れ合い会場を沸かせます。

 スコアは80対80の同点で試合時間残り10秒、比江島のこの試合26点目となる劇的なブザービーター。千葉を今シーズン初めて破る有終の美で締めくくりました。