新光電工が急伸、今期大幅減益計画も米インテル向け生産回復に期待
新光電気工業<6967.T>が急伸している。27日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益は前期比56.0%減の240億円となる見通しを示した。大幅減益の計画となったものの、主要取引先の米インテル<INTC>が米国時間27日に決算を発表している。決算説明会を受けインテル株は時間外取引で上昇。下半期の工場の稼働率向上の見通しが示されたようだ。新光電工に対しては、業績の底入れを期待した投資家の買いが集まったようだ。
新光電工は今期の売上高を前期比8.9%減の2610億円と見込む。パソコンやスマートフォンなどの需要減速や在庫調整の長期化などを背景に、23年の半導体市場は厳しい環境となると想定する。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=120円とした。
出所:MINKABU PRESS
新光電工は今期の売上高を前期比8.9%減の2610億円と見込む。パソコンやスマートフォンなどの需要減速や在庫調整の長期化などを背景に、23年の半導体市場は厳しい環境となると想定する。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=120円とした。
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