28日の株式相場見通し=大幅続伸、米株急伸受け年初来高値更新も
28日の東京株式市場は主力株中心に幅広く買いが広がり、日経平均株価は大幅続伸しそうだ。2万8000円台後半に水準を切り上げ、今月18日につけた年初来高値を更新する可能性がある。前日の米国株市場ではNYダウが500ドルを超える大幅高となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は更に上げ足が顕著となり、上昇率でダウを大きく上回った。注目されたメタ・プラットフォームズ<META>の決算が市場コンセンサスを上回ったことで同社株が急騰し、ハイテク株全般にも投資資金の流入が加速した。これを受けて、東京市場もリスクオンの流れが強まりそうだ。ただ、きょうは昼ごろに日銀金融政策決定会合の結果が判明することで、不安定な要素もある。仮にイールドカーブ・コントロールの政策に変更が生じた場合は、全体相場は大きく値を崩すケースも考えらえる。また、ゴールデンウィーク中の5月2~3日に米国でFOMCが予定されていることで、この結果を見極めたいとの思惑が積極的な買いを躊躇させる可能性もあり、上昇一巡後は伸び悩むケースも考えられる。
27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比524ドル29セント高の3万3826ドル16セントと大幅反発。ナスダック総合株価指数は同287.887ポイント高の1万2142.238だった。
日程面では、きょうは3月の失業率、3月の有効求人倍率、4月の都区部消費者物価指数(CPI)、3月の商業動態統計、3月の鉱工業生産指数(速報値)、3月の自動車輸出実績、3月の住宅着工統計など。また、日銀金融政策決定会合の結果と4月の展望リポート、引け後に植田日銀総裁の記者会見が行われる。海外では、1~3月期台湾GDP、ユーロ圏の1~3月GDP(速報)、ロシア中銀の政策金利発表、3月の米個人所得・個人消費支出、4月の米シカゴ購買部協会景況指数、4月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)など。
出所:MINKABU PRESS
27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比524ドル29セント高の3万3826ドル16セントと大幅反発。ナスダック総合株価指数は同287.887ポイント高の1万2142.238だった。
日程面では、きょうは3月の失業率、3月の有効求人倍率、4月の都区部消費者物価指数(CPI)、3月の商業動態統計、3月の鉱工業生産指数(速報値)、3月の自動車輸出実績、3月の住宅着工統計など。また、日銀金融政策決定会合の結果と4月の展望リポート、引け後に植田日銀総裁の記者会見が行われる。海外では、1~3月期台湾GDP、ユーロ圏の1~3月GDP(速報)、ロシア中銀の政策金利発表、3月の米個人所得・個人消費支出、4月の米シカゴ購買部協会景況指数、4月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)など。
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