宇都宮市にある栃木県警察学校で7日、入校式が行われ、この春採用された新人警察官たちが始めの一歩を踏み出しました。

入校したのは、この春新たに採用された警察官と一般職員合わせて93人です。

新人警察官に占める女性の割合は、過去10年で最高となりました。

4月1日から仮入校し、敬礼や返事の所作を教わった入校生たちは、一糸乱れぬ動きを見せ、辞令の交付で一人ひとりの名前が呼ばれると、力強い返事で答えました。

式辞で神山政明学校長が「限られた時間を大切にし、どんなことにも

真摯な努力を積み重ね、真の実力を身に付けてほしい」と激励しました。

そして、入校生を代表して初任科202期生総代の白石竜一朗さんが誓いを述べました。

また今回の入校式ではコロナ禍以降、4年ぶりに保護者の出席が許可されたほか、校歌の斉唱も解禁され、入校生の歌声が会場に響きました。

新人警察官たちは半年から10か月の間、警察官として必要な知識や技術を学び、その後、県内の警察署などに配置されます。