ハットトリックのベンゼマ photo/Getty Images

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レアル・マドリードはラ・リーガ第27節でバジャドリードと戦い、6-0と圧勝した。この試合で前半だけでハットトリックを決める活躍を見せたストライカーが、カリム・ベンゼマだ。

バルセロナとの首位攻防戦に敗れ、逆転優勝へ1つも落とせない状況となった。それでも試合は前半からレアルが圧倒して推し進め、22分にロドリゴが先制点を挙げると、その7分後にヴィニシウス・ジュニオールのクロスをベンゼマが頭で合わせて追加点を決める。

さらに32分にはペナルティエリア手前から右足を振り抜いてゴールネットを揺らし、3分後にもゴールを決めて36分間のプレイでハットトリックを達成。レアルは後半にも2点を加えて完勝した。

昨季はリーグ戦32試合27ゴールを記録し、CLでも12試合15ゴールとハイペースで得点を積み重ねてきた。今季はケガの影響もあり、昨季ほどの得点数を稼ぐことはできていない中でも出場時には今節のように結果を残し、リーグ戦17試合14ゴールを記録。リーグ連覇は厳しい状況にあるものの、ベンゼマが本調子を取り戻して得点を量産することで、望みはつながってくるはずだ。