板倉滉(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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28日、遠藤航が先発を外れたコロンビア戦で、キャプテンマークを巻いたのは板倉滉だった。板倉はトレーニングの時から積極的に周りに明るい声をかけるなど、チームを引っ張る資質は十分。だが試合は悔しい1-2の逆転負けとなってしまった。

キャプテンとして試合の振り返りを聞かれた板倉は、「勝てていないところはもちろん悔しいです。ただ、チームとしてトライするところもできたと思うし、新しいメンバーが増えた中で新たなスタートというところで、結果がついてこなかったのは残念ですけど、でもこれからが大事だと思います」と前向きにコメント。

これまで状況が悪くなると、チーム全体に声をかけ、前を向かせていたのは吉田麻也だった。吉田がいなくなった今、守備ラインから声をかけなければいけないのは板倉の役になった。

「そこは非常に意識しますし、今日初めてキャプテンマークを巻かせてもらって、チームがうまくいかない時、たとえばディフェンスラインがうまくいってない時に、軸となって支えられる選手じゃないといけないというのは今回戦って感じています。もっと個々の力を伸ばさないといけないと改めて感じさせられた試合でもありました」

板倉には今後ますます重い責任がのしかかってくることだろう。そして板倉ならその重圧に耐えられるはずだ。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】



(撮影:岸本勉/PICSPORT)



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