WBC豪州代表のダリル・ジョージ【写真:Getty Images】

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「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」準々決勝

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日、東京Dで準々決勝・豪州―キューバ戦が行われ、1次ラウンド日本戦で「レッツゴー・ジョージ!」の声援が話題になった少女が再び観戦。声援を受けたダリル・ジョージ内野手が第1打席で本塁打寸前の二塁打を放ち、先制点に結び付けた。

 東京Dに「レッツゴー・ジョージ!」が響いた。2回先頭、本塁ネット裏に豪州ファンが詰めかけた一角。その中で一人の女の子が「レッツゴー・ジョージ!」の大きな掛け声を上げ、周囲の大人たちが「レッツゴー・ジョージ!」と続く。日本戦のテレビ中継で同様の場面が映り、「天使」「可愛すぎる」と大きな話題になった少女。豪州代表公式ツイッターによると、正体はティム・ケネリー外野手の娘・フローレンスちゃんだ。

 この日は周囲の日本人も巻き込み、一段と大きなコールとなった。そして、声援に押されるようにジョージはセンターに特大の打球を放ち、フェンス最上部に直撃。あと30センチで本塁打という二塁打を放ち、豪州の先制点につなげた。フローレンスちゃんはジョージに限らず、選手たちの名前をコールして後押し。父の打席では「レッツゴー・ダディ!」の声を上げ、豪州応援団を牽引している。

(THE ANSWER編集部)