【神奈川県川崎市】数量限定販売。大人のジャムパン専門店が熊本県水俣・芦北地域の柑橘2種とコラボ

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大人のジャムパン専門店「銀座 月と花」と熊本県水俣・芦北地域の柑橘2種がコラボレーションしたジャムパンが、マルシェで数量限定販売される。

「ブラッドオレンジ」と「黄金スイート」を使用

熊本県の南部に位置する水俣・芦北地域(水俣市・芦北町・津奈木町)では、温暖な気候を活かして、「デコポン」の呼び名で有名な不知火や甘夏などの様々な柑橘類を栽培している。

[caption id="attachment_857658" align="aligncenter" width="600"]コラボ商品「黄金スイート」(左)と「ブラッドオレンジ」(右)[/caption]

今回は、Mr.Orangeが生産する水俣市産の「ブラッドオレンジ」と吉野農園が生産する津奈木町産の「黄金スイート」を使ったコラボ商品が開発・販売されることに。

同コラボ商品は、3月11日(土)・12日(日)に開催される、ラゾーナ川崎エコマルシェの「銀座 月と花」ブース内にて、レギュラーメニューとともに販売される。

大人のジャムパン専門店「銀座 月と花」


大人のジャムパン専門店「銀座 月と花」は、外はパリッと中はモチモチのパリジャン生地に、まるで果実をそのまま食べているかのような酸味のあるジャムをたっぷりと詰め込んだジャムパンを販売している。

常時、旬のフルーツなどを使用したジャムパンを12種類以上取り揃え、1日300個限定で販売している。

人や環境にやさしいモノづくりが盛んな地域

水俣・芦北地域でには、高度成長期に発生した公害「水俣病」の教訓から、農薬や化学肥料に頼らない栽培方法やフードロスに配慮した加工など、人や環境にやさしいモノづくりにこだわった生産者が多いそう。


Mr.Orangeでは、農薬や化学肥料に頼らない「七面鳥農法」という特色ある農法で、不知火、レモン、マンゴーなど多品種の果樹を栽培している。具体的には、除草剤を使わない代わりに、ハウス内に七面鳥を放し飼いすることで、雑草や害虫を食べてもらい、その排せつ物が土壌をさらに豊かにしてくれるというものだ。

今回は、「ブラッドオレンジ」の中でも最も赤みが強い品種「モロ種」を提供している。


吉野農園もまた、農薬や化学肥料に頼らず、木の生命力を信じて栽培を行っている。同農園で栽培されている「スイートスプリング」は、温州ミカンと八朔を交配して生まれた品種で、実が青いころから食べられ、爽やかな甘さを感じられるのが特徴だ。

通常は11月中旬から12月に実が青い状態で収穫されるが、同農園では糖度を高めるために、あえて木に成らせたままで完熟させて収穫し、「黄金スイート」という名前で販売されている。

コラボ商品誕生の背景

水俣・芦北地域では、2010年に行政と地元経済団体などが連携して「水俣・芦北地域雇用創造協議会」を組織。地域産品と首都圏の有名店とのコラボレーションを企画することで、地域産品のPRおよび販路開拓を推進してきた。

近年では、コロナ禍における需要縮小や物価高騰の影響により、今まで以上に規格外商品の流通など都市部消費者との深いつながりが必要となっている。

こうした中で「銀座 月と花」とのコラボが実現。同地域の視察や各産品や園地環境の確認、生産者とのコミュニケーション通じて、同地域の規格外品の積極利用や無理・無駄のない取引など、生産者の抱える課題への協働に同店が賛同した結果だという。

人や環境にやさしい素材を使った、大人のジャムパンをこの機会に味わってみては。

■ラゾーナ川崎エコマルシェ
日時:3月11日(土)・12日(日) 10:00〜17:00
場所:神奈川県川崎市幸区堀川町72−1 ラゾーナ川崎2F ルーファ広場

■銀座 月と花
所在地:東京都中央区銀座4-10-6 G4ビル1F
営業時間:10:00〜完売次第閉店 ※定休日なし
定休日:無し
HP:https://www.ginza-tsukitohana.com/
オンラインショップ:https://tsukitohana.official.ec/

(Higuchi)