【ファンキー通信】ワインを巡る戦い! コルクvsスクリューキャップ

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 ここ最近、コルク栓とスクリューキャップ、今後どちらがメジャーになるかという問題が起こっているのだとか。ワインと言えば、コルク栓が一般的だが、ここに来てスクリューキャップの良さが見直されているよう。でも、スクリューキャップのどんなところがスゴイの?

スクリューキャップを推進するメルシャンは、その良さをより多くの人に知ってもらうため、サイト「クリックワールド」をオープンさせた。

「当社では、消費者のワインに対する大きなバリアの一つである“道具がないと開けられない”という意識を取り除き、ワインの“気軽さ”を訴求するため、栓にスクリューキャップを採用した輸入ワインを積極的に導入し、ワインの普及活動を続けています。このサイトでは、ワインの価値や利便性を正確に伝えるとともに、日常での気軽な楽しみ方などを提案することで、日本市場でも増加しているスクリューキャップワインの認知、理解を促進し、ワイン市場の拡大を図ります」(メルシャン 広報担当者)

そのスクリューキャップのどんな点がコルク栓より優れているんでしょうか?

「簡単に開けられ、残った場合の保存にも便利な点が一番の特徴です。これにより、ワインを楽しむシーンが広がります。道具がいらないから、天気の良い休日には仲間と屋外で乾杯、お休み前にリラックスした気分でちょっと1杯だけなど、飲み残しても栓ができるから一人で飲んでも安心です。また、コルク臭によるワインの劣化がないなど、ワインの味を保つという意味でも優れているのです」(同)

メルシャンでは、オーストラリア、チリ、ドイツなど8カ国から、約50品目のスクリューキャップワインの輸入をを積極的に行っていて、今年度中には全輸入ワイン数量の約20%に拡大する計画があるという。

スクリューキャップの良さが見直されている一方で、コルク栓に比べて高級感がないという、イメージ的な問題もある。まだまだ普及には時間がかかりそうだ。さあ、将来的に生き残るのは、スクリューキャップかコルク栓か・・・!? (石橋夏江/verb)