ネガティブ感情には早めの対処を!心が軽くなる感情の切り替え方
仕事や人間関係、将来のことなど、誰でも不安になることはあるだろう。とくに、真面目で繊細で頑張り屋な人ほど、不安に感じる人は多い。どのようにすれば晴れない心を軽くすることができるのか。
■ポジティブな感情は消えやすく、ネガティブな感情は続く
『不安専門カウンセラーが教える 晴れないココロが軽くなる本』(柳川由美子著、フォレスト出版刊)では、不安を解消するためのさまざまな実践的カウンセリングでこれまでに延べ8000人以上の悩める人たちを救ってきた不安専門カウンセラーの柳川由美子氏が、実際に不安を抱える特徴的なケースを挙げ、柳川氏自身やクライアントの心が軽くなった方法やワークを紹介するとともに、実際に1人でできる自己カウンセリング法を解説する。
ネガティブな感情になりやすい人は、早めに対処することが大切だ。というのも、ネガティブな感情は反芻し、ポジティブな感情は消えやすい。なので、なるべくネガティブな感情をなくすための「感情の切り替え方法」を実践するのがいい。柳川氏が提唱するのが「運動、音楽、フローな状態、書くという方法、呼吸や瞑想法」だ。
・運動・音楽
運動をすると脳内のホルモンのベータエンドルフィンが分泌され、一種の多幸感を感じることができる。
・フローな状態
フローな状態とは、とにかく時間も忘れて没頭できるものに取り組んでいる状態のこと。そういった時間を過ごすことが大事ということだ。
・書く
書く方法は2つある。1つ目は「ジャーナリング」という気分表現法。1日の中で15分ほど時間を取り、何か嫌なことがあったら、それを感情のままに吐き出した言葉でノートに書きなぐる。ネガティブな感情をそのまま吐き出すことで、それがプラスに働いて客観的に自分を見ることができるようになる。2つ目は「1日の中でよかったことを3つ書く」という方法。この方法は実験でも実証されていて、1週間続けたら幸福度がアップする。
・呼吸・瞑想法
不安や緊張を感じると人は自然と身体も硬直する。「はぁ〜」と息を吐き、固まっている部分の力を脱力させる意識で身体を緩め、鼻から新鮮な空気を吸う。これを2、3分行うだけで心が落ち着いてリラックスしていく。
過去や未来に意識を向けるのではなく、今に意識を戻して、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感を使うと不安は消えていくという。
著者の柳川氏自身も幼い頃から不安に悩まされてきたため、心理学を勉強していく過程で形作られた性格や思い込みによる不安の正体がわかり、癒されることで不安を解消することができたと述べる。本書のカウンセリング法の中からできるものを実践してみてはどうだろう。不安な気持ちを軽くできる方法が見つかるはずだ。
(T・N/新刊JP編集部)
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・運動・音楽
運動をすると脳内のホルモンのベータエンドルフィンが分泌され、一種の多幸感を感じることができる。
・フローな状態
フローな状態とは、とにかく時間も忘れて没頭できるものに取り組んでいる状態のこと。そういった時間を過ごすことが大事ということだ。
・書く
書く方法は2つある。1つ目は「ジャーナリング」という気分表現法。1日の中で15分ほど時間を取り、何か嫌なことがあったら、それを感情のままに吐き出した言葉でノートに書きなぐる。ネガティブな感情をそのまま吐き出すことで、それがプラスに働いて客観的に自分を見ることができるようになる。2つ目は「1日の中でよかったことを3つ書く」という方法。この方法は実験でも実証されていて、1週間続けたら幸福度がアップする。
・呼吸・瞑想法
不安や緊張を感じると人は自然と身体も硬直する。「はぁ〜」と息を吐き、固まっている部分の力を脱力させる意識で身体を緩め、鼻から新鮮な空気を吸う。これを2、3分行うだけで心が落ち着いてリラックスしていく。
過去や未来に意識を向けるのではなく、今に意識を戻して、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感を使うと不安は消えていくという。
著者の柳川氏自身も幼い頃から不安に悩まされてきたため、心理学を勉強していく過程で形作られた性格や思い込みによる不安の正体がわかり、癒されることで不安を解消することができたと述べる。本書のカウンセリング法の中からできるものを実践してみてはどうだろう。不安な気持ちを軽くできる方法が見つかるはずだ。
(T・N/新刊JP編集部)
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