超音波レール探傷車に新型導入 近隣にもメリット? 車体デザインは社内公募 東急電鉄
「のるるん」も描かれカッコカワイイ!
デザインコンセプトは「近未来感のあるメタバース×マッピング」
2008年に導入した超音波レール探傷車(画像:東京計器レールテクノ)。
東急電鉄は2023年4月、超音波レール探傷車を新型車両に置き替えます。
超音波レール探傷車とは、夜間に鉄道線を走行し、レールの内部に発生する傷を超音波によって検知する保守用車のこと。同社では最大年4回の検査を実施しています。新型車両では、測定機能の構造改良により検査時間の短縮が見込まれ、沿線住民への環境負担の軽減が期待できるといいます。なお試運転が2月ごろから始まります。
また新型車両の導入に伴い、車体のデザインを一新。デザインコンセプトは「近未来感のあるメタバース×マッピング(=超音波による傷の検出)」で、社内公募により選定したそうです。
東急電鉄は「更新する超音波レール探傷車を最大限に活用し、今後も東急線の安全・安心を向上してまいります」としています。