CX-60のさらに大きい版？

2ケタCXシリーズの真打ち？

　マツダの北米法人マツダノースアメリカンオペレーションズは2023年1月31日（現地時間）、新型SUV「CX-90」を発表しました。


CX-90（画像：マツダ）。

　2022年以降、「CX-50」を皮切りに連続投入されてきた2ケタ数字のCXシリーズ、そのなかで最大サイズに位置付けられる車種です。最大8人乗りの3列シート配置、FRベースの4WDです。

　パワートレインには、マツダ史上最高の馬力とトルクをもつとおう新型e-SKYACTIV G 3.3L直列6気筒ターボエンジンと、マイルドハイブリッドシステムを搭載しているといいます。PHEV（プラグインハイブリッド）モデルは2.5Lの4気筒エンジンです。これらに特別設計された8速ATが組み合わされます。このパワーを活かし、牽引性能も強化しているとか。

　エクステリアは日本にも投入されたCX-60との共通点も見られます。かねて予定されていたCX-60、CX-70、CX-80、CX-90は「ラージ商品群」に位置付けられ、日本や欧州よりも大きなサイズが求められる北米にはCX-70、CX-90を展開し、ミッドサイズクロスオーバーSUVのラインアップ拡充がアナウンスされていました。マツダはこのCX-90を、北米における基幹車種に位置付けています。