「羽田空港保安検査場入口上の巨大電子看板」撤去へ…なぜ? ANA乗り入れの第2ターミナル
あの「3連並び」が見納めに…。
電子看板からアプリ情報へ
羽田空港第2ターミナルの保安検査場入口上部にあった、大型の電子看板(デジタルサイネージ)の撤去が始まっています。同ターミナルに乗り入れるANA(全日空)によると、撤去スケジュールは2月9日までに順次実施予定で、同ターミナル国内線エリアにある4つの保安検査場(A~D)すべてが撤去対象となるとのことです。
羽田空港第2ターミナルの保安検査場前。手前が大型の電子看板
今後は出発便の時刻表も撤去される予定で、最終的には搭乗口案内の地図のみがそのまま残ります。また、ターミナル内のフライト情報案内や、中央エスカレーターの6連電子看板、カウンター上部の電子看板は設置が継続され、これまで通り取得が可能としています。
電子看板を撤去を決定した理由についてANAは「提供できる情報に限りがあるため」としています。ANAでは現在、利用者自身のスマートフォンなどのデジタルデバイスを活用すること、旅客にこれまでより質の高い情報を届ける取り組み「ANA Smart Taravel」を進めており、今回の電子看板撤去もこの一環と見られます。
ANAは「ANAの掲示物からお客様ご自身で情報を取得していただくスタイルから、お客様のモバイルデバイスに必要な情報をお届けしてまいります」とし、同社便利用者に対し、ANAアプリのダウンロードを呼びかけています。