6人組のボーイズグループLIL LEAGUEがいよいよデビュー。2023年1月11日(水)にデビューシングル『Hunter』をリリースする。LIL LEAGUEは2022年5月に総勢4万8000人がエントリーしたLDH史上最大規模のオーディション『iCON Z 〜Dreams For Children〜』でグランプリを獲得したグループで、期待の若手グループだ。そんな彼らが座談会を開催。リーダーの岩城星那をはじめとする中村竜大、山田晃大、岡尾真虎、百田隼麻、難波碧空の6人が現在の心境やメンバーに対しての気持ちを明かしてくれた。



--まずはデビューが決まったときの感想からお願いします。


岩城「僕たち、EXILEさんのライブツアー『POWER OF WISH』のオープニングアクトとして出させていただいていたんです。その最終日の前日、HIROさんからデビューのことを伝えられました。EXILEさんがいらっしゃったということもあり、頭が真っ白になって。あくまでデビューはひとつの通過地点。でも、ずっとEXILEさんや三代目J SOUL BROTHERSさんたちのアツさを追いかけていたので、うれしくて泣いてしまったのを覚えています」



--デビュー曲『Hunter』を最初に聞いたときの感想を教えてください。


中村「今回僕たちにとって3曲目となるんですが、ガラッと雰囲気が変わったなと感じました。しかも曲のタイトルが『Hunter』だったので、自分たちも冒険しているようなワクワクした気持ちになって。以前よりも成長しているところをお見せできる曲になっています。そんな僕たちのパフォーマンスをぜひ、見て聴いて楽しんでいただきたいです」


--ダンスの振り付けはいかがでしたか?


山田「『Rollah Coaster』はキャッチ―で誰でも踊れる振り付けなので、みなさんと楽しめる楽曲になっていました。でも、今回は全体的にスキルフルというか、本気度を見せられるダンス。“僕たちの実力は今、こうなんだぞ!”という思いが伝わる振り付けになっていると思います」


中村「かなりハードな振り付けだよね」


山田「うん」


中村「歌自体もすごく難しいので、あらゆる意味で挑戦となっている曲です」


山田「歌も含め、これまでとの違いがわかるパフォーマンスなので、ぜひご覧になってください!」


--お兄さんたちのコメントを聞いて、中学2年生トリオは、付け足すことはありますか?


岡尾「『Hunter』は『Rollah Coaster』『Coloring Book』に次いで新しく歌った曲。ひとつひとつの曲にテーマがあって。『Rollah Coaster』は僕たちの出会いからグループ結成まで。『Coloring Book』は、これから歩んでいく道。そして『Hunter』は僕たちの色を見つけるために出発するというように、3曲は一連の物語となっています。改めて3曲を聴いていただくと、新しい楽しみ方も見つかると思います」


百田「確かに『Hunter』は、LIL LEAGUEの冒険の旅を表現した曲。僕たちが、これからどういうストーリーを紡いでいくか。そこにはファンの皆さんにも参加していただき、一緒に冒険の旅へ出発していきたいと思います。デビュー日に出発する前に、ぜひ一緒に冒険へ出る支度を始めてください!」


難波「まさに『Hunter』は冒険の始まりの曲だと僕も思います。デビュー曲ということもあり、今までの2曲とは明らかに違う曲調だと感じていただけるんじゃないかな、と思っています。新しい僕たちの姿をぜひ見届けていただきたいです!」


--弟たちのコメントを聞いて、お兄さんとしては?


岩城「コメントも成長したね!」


中村「成長した! 見ていて安心できます」


山田「話すスキルが各段に上がりました!」




--それではメンバーについてお聞きします。現在、6人で共同生活をしていると聞いていますが、最近新たにわかったこと、知ったことなどがありましたら教えてください。まずは難波さんについて!

百田「最近やっと普段からふざけたりしてくれて。結構、殻を破ってくれているような感じがします」


中村「最初のころはあまり本当の姿を見せてくれなくて。でも最近、やっと男の子らしい会話をしてくれたり、じゃれてくれるようになりました。これぞ中学2年生の男子! ということが共同生活をしていると感じます」


難波「僕自身も以前よりも素を出せるようになったかな、と感じています。デビューも決まったことですし、より深い関係をメンバーとは築いていきたくて。私生活でももっともっと打ち解けて、強い絆を作っていきたいです」


--百田さんについて新たにわかったことというと?


山田「なんだろう?」


中村「(思い出したように手を叩いて)寝言!」


山田「あぁ、寝言ね(笑)。寝ていると、すごくしゃべるんです」


岩城「この前もリビングで寝ていたら、急にしゃべりだして。“歌は? 歌は?”って言いだしたんです。“どうしたの?”って聞いたら“歌は?”って、ずっと言っていて。あぁ、夢の中でも歌を歌っているんだなと思いました(笑)」


中村「しかも寝言でも関西弁。僕ら3人3人で別れて一緒に寝ているんですけど、昨日も急に隼麻がしゃべりだして」


山田「それを見て2人でくすくすと笑っていました(笑)」


中村「あれは笑ったね(笑)」


山田「あとは結構、寂しがり屋。“お風呂わかしにいきましょう”“美容院に一緒にいきましょう”とか、常に誰かいないと寂しいみたいで。最近知った意外な一面でした」


--寝言を言うんですか?


百田「自分ではわからないです。ただ、以前から家族にも言われていて。メンバーに言われて、自分の寝言はすごいんだ、っていうことがようやく自覚できました (笑)。あと、実際に寂しがり屋です」


全員「(爆笑)」



--それでは岡尾さんについてわかったことというと?

山田「お母さんキャラです。朝起こしてくれたり、スケジュールもしっかり把握していて…」


中村「“本番まであと何分ですよ”とか。“明日何時に起きないといけないから、そろそろ寝ましょう”、“食器は自分で洗いましょう”“洗濯機回しましたか”って、本当にお母さんみたいで。メンバーの中で一番のしっかり者です」


--そんなお母さんから見て、一番面倒がかかる子は?


岡尾「福岡組(福岡出身の中村と山田)の2人です」


岩城「それは確かにそうかも(笑)」


岡尾「悪い意味で、部屋を散らかすのが得意で」


中村「悪い意味って、どういうこと(笑)!?」


岡尾「服も脱いだままだし、ご飯食べたら食器はそのままだし」


山田「いや、食器はちゃんと洗っているよ」


岩城「確かに最近はちゃんと洗ってる(笑)」


岡尾「だけど、そういう素の部分が見られることがうれしいです。共同生活をしないとわからないことなので、なんかメンバー同士の絆が深まった感じがします」


山田「お母さんキャラの真虎がいるからホームシックにならないというのもあるかも!」


--山田さんについてわかったことというと?

岩城「自分勝手なところがちょいちょい出てきているな、と。あとオンとオフの差が激しかったり…」


山田「ちょっと待って。急にディスってない?」


百田「オンとオフは確かに激しいかも」


難波「最近、やっとそこがわかってきたね」


中村「明るいときは明るいんだけど、オフになると一人になりたがるからね」


岩城「逆にいえば、それだけ僕たちに打ち解けてきてくれたのかなって思っています。ただ、一緒に暮らしていたら打ち解けすぎで…(笑)」


山田「ディスられているような気がしてならないんだけど(笑)。もしかして共同生活に向いてないのかな?」


岩城「いやいや、そんなことないって。この間も僕と竜大の2人で歌うバラード曲があるんですけど、リハしていたら急に泣き始めたんです。“オーディションのときのことを思い出した”って言って。すごく僕たちのことを見ていて、思っていてくれるなと感じます」


山田「ありがとう」


中村「良かったね、ちゃんとわかってくれていて(笑)」



--では、中村さんについて新たにわかったことというと?

百田「ある意味、一番衝撃的なメンバーでした。一緒に暮らし始めて、“えっ!?”ってなりましたから(笑)」


中村「あれ、これいろいろ言われるパターン?」


岡尾「はい、一番、自分勝手です(笑)」


全員「(爆笑)」


中村「うそやん!!」


岡尾「例えば、朝めっちゃ爆音で音楽を流すんです。どうやら音楽がないとダメなようで。先日も朝からクラッシックとR&Bのインストを大きな音で聞き始めて。音楽が好きなことはすごく伝わってくるんですけど、僕的にはかなりうるさいです(笑)」


中村「ごめんなさい!」


山田「こだわりが強いんだよね。僕たちの中で曖昧なことがあっても“こうしたらいいんじゃないか?”って率先して答えを導き出してくれるから。そういうところでは助けてもらっているんですけど、こだわりが強すぎて、“それ、いらんやろ?”っていうこともあったりして(笑)。良くも悪くもグループにいろいろと影響を与えているメンバーです(笑)」


中村「フォローしてくれてありがとう。音楽については気を付けます!」


全員「(笑)」


--最後にリーダーの岩城さんについて、新たにわかったことをお願いします。

岡尾「最近、話すのがよりうまくなってきました」


中村「確かに」


岡尾「普段からずっと討論番組を見ているんです。きっとMCをするためだと思うんですが、話す内容がすごくわかりやすくなっていて。取材をさせていただいているときも、ミーティングのときも、ちゃんと筋立てて話してくれるので、とても感謝しています」


山田「あとはオフのときにだら〜っとしていても、いざスイッチが入ると、リーダーらしく、みんなを引っ張って、間違ったことは指摘してくれて。とても尊敬できるかっこいいリーダーだと思います」


岩城「ありががとうございます!」


--そんなに討論番組を見ているんですか?


岩城「はい、すごい見ています。そのせいで日常会話の途中でも討論しちゃうときもあって(笑)」


--よりよいMCができるよう討論番組を見ているんじゃないんですか?


百田「いえ、単に討論番組が好きで、討論をしたいだけです(笑)」


岩城「そうかな? いや、MCのためです(きっぱり)!」


全員「(爆笑)」


--最後に今後の抱負をお聞かせください。


岩城「僕たちメンバーにはオーディションから追いかけている“世界にいきたい!”という目標があります。でも、それよりもオーディションのときから応援してくださっている方たち、そしてファンの方たち、みなさんと一緒にひとつひとつ夢をかなえていきたいとメンバー全員が思っています。デビュー曲はもちろんのこと、これからの曲、いろいろなパフォーマンスを通し、たくさんの思い出をみなさんと刻んでいきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします!」


全員「よろしくお願いします!」




文:今 泉

写真:稲澤朝博

ヘアメイク:竹島 健二 (kenji takeshima)

スタイリスト:松川 聡 (so matsukawa)

衣装:

岩城星那 トップス、パンツ、靴 全てディーゼル/ディーゼル ジャパン 

中村竜大 ベスト トミー ヒルフィガー/トミー ヒルフィガー カスタマーサービス、 中に着たTシャツ ユナイテッドアスレ/キャブ、その他/スタイリスト私物 

山田晃大 中に着たTシャツ ユナイテッドアスレ/キャブ、その他/スタイリスト私物 

岡尾真虎 ラガーシャツ  トミーヒルフィガー コレクション/トミー ヒルフィガー カスタマーサービス、中に着たTシャツ ユナイテッドアスレ/キャブ 

百田隼麻 ニット  トミーヒルフィガー コレクション/トミー ヒルフィガー カスタマーサービス、靴パラブーツ/パラブーツ 青山店 

難波碧空 全てスタイリスト私物