天野麻菜の美ボディの秘訣は自己流トレーニングとサウナ。絶対おすすめのサウナ3選も明かした
天野麻菜 インタビュー後編「ボディメイクとベストサウナ3選」
ボクシング世界戦でリングガールを務めて注目を浴びたタレント・グラビアアイドルの天野麻菜さんにインタビュー。後編のテーマは、ボディメイクとベストサウナ3選。サウナ通いが趣味だという天野さんに、おすすめのサウナ施設や体づくりについて聞いた。
インタビュー前編「リングガールの仕事」>>
インタビュー中編「忘れられない試合4選」>>
サウナを愛する天野麻菜さん。帽子は、お気に入りの赤いサウナハット
井上尚弥や村田諒太といった日本が世界に誇るボクサーのタイトルマッチなどのリングガールを務め、人気上昇中の天野麻菜さん。後楽園ホールのボクシング大会にも月に一度のペースで登場し続ける。
リングで美しい姿を披露しているが、どのように体づくりをしているのだろうか。
「コロナ禍で開催ギリギリまで大会があるのかないのか、わからない状況がずっと続いていましたが、今年は2、3カ月前にオファーをいただけるようになりました。日頃から体型維持をするよう心掛けていますが、特に世界戦でリングガールを務める時は4キロ絞っていきます」
なぜ体重を落とす必要があるのか。
「世界戦は選手にとってボクシング人生の大きな節目。現場でその試合に関わるからにはベストな状態で挑みたいんです。私がリングガールを務める『フジボクシング』の衣装はワンピース。露出している腕や背中、脚を重点的に鍛えていきます。
自宅でのダンベルトレーニングが中心でしたが、最近はピラティスも。リングの上はふかふかしているので、転倒しないように体幹も鍛えていきます。食事の量も少しずつ減らしていきます。けっこう辛いんですが、『いやいや選手はこんなもんじゃないんだから』と言い聞かせますね。
そうこうするうち、目標体重に近づいていき、体もだんだん仕上がってくる。大会当日が待ち遠しくなってきます。しっかり準備ができていると、これだけ頑張ったんだから失敗はしないはずだ、と自信をもってリングに上がれます。メンタル面へのプラスがけっこう大きいですね」
一方で、11月、ファースト写真集『なまのまな』(ワニブックス)を発売。写真集をめくれば、しなやかな肢体から色気漂う天野さんの姿がある。
「発売の2カ月以上前からどういう体づくりをしていこうかと計画を立てていまして。リングガールはスポーツ大会向けに脂肪を落とし、筋肉をつけ、アスリート寄りに仕上げるんですが、写真集では女性らしい体つきが求められます。
やせすぎると身体の丸みがなくなって、柔らかさが表現できません。曲線美のあるシルエットを思い描きながら、パーツごとに適度な負荷を与えて体を動かします。鍛えるより、歩く、ほぐすことを徹底しましたね。
重点的にやったのがお尻。臀部の内、外、上をバランスよくトレーニング、マッサージしていくことで、きれいな丸みを帯びてくるので、かなり時間を割きました」
天野さんにとって、コンディションを整えるうえで欠かせないのがサウナ。きっかけは2年半前。友人の誘いで行って以来、すっかりサウナーに。多い時は週に2〜3回通っていたという。近所の銭湯からスパ施設と時間があれば、"ととのう"ためにサウナにおもむく。
地方での仕事があればサウナ付きホテルに宿泊し、その土地で評判のサウナ施設まで足を伸ばすことも。実際、このインタビューのあともサウナに向かっていた。
「けっこうととのいやすい体質なのか、初めてのサウナで、"あっ、ととのうってこういうことか"と(笑)。これまでいろんなサウナへ行きましたが、いまだに高温のサウナ室、超低温のグルシン(※水温1桁の水風呂の通称、シングルの意味)は苦手で。サウナ室は90℃、水風呂は16℃が好みですね」
「ひとりで黙々と精神統一という感じでサウナに入るより、にぎやかなほうが好みなんです。私のお気に入りは、一棟貸し切りタイプの『シーサウナシャック』。ブルートゥースで音楽をかけ、友人と一緒に会話を楽しみながら入れるのがいいんです。
房総半島の先端部分にあるので、サウナ室の窓からは日本百景のひとつ、鏡ケ浦が一望できます。昼間のすばらしさはもちろん、夕方はサンセットビューも。夜、照明を落としたほの暗いサウナ室から眺める静かな海もたまりません。
水風呂の水質がなめらかで肌触りがいいのもここならでは。海を見ながらの外気浴で完全にととのいます。少し都内からは遠くて、予約がなかなかとれないくらい人気です。 ちなみに、サウナハットもここのオリジナルのものをずっと使っています。タオル地でお手入れ簡単、肌触りよしです!」
「今年3月にリニューアルオープンしたデザイナー型の銭湯『COCOFURO たかの湯』。ここの特徴はミュージックロウリュ。20分に1回、音楽が爆音でかかって、オート(自動)ロウリュの超高温の熱風が吹いてきます。
サウナ室は9人くらいでいっぱいになるんですが、見ず知らずの人たちとこの特別な空間で熱さにたえているうちに、私たちは戦友みたいな、不思議な一体感が生まれるんですよ(笑)」
●おすすめサウナその3 『会員制Privateサウナ禅』(東京都渋谷区)「最近人気の個室系サウナです。『会員制サウナ禅』のサウナ室で横になれるし、ロウリュはアロマの種類が選べる。一番のお気に入りポイントは、ひとり用の水風呂があるところです。基本は私好みの17℃設定なんですが、その日の気分でブロック氷を足して温度調整ができます。
サウナ室、水風呂、休憩スペースと動線の無駄がいっさいないので、ストレスゼロ。仕事終わりの疲れを癒したり、リングガールやグラビアの仕事で心身を整えたい時はひとりで行っていますね」
身体のトレーニング、心のケアには努力を惜しまない。リングガールとして、グラビアアイドルとして活躍の幅を広げていく天野さんにこれからも注目だ。
インタビュー前編「リングガールの仕事」>>
インタビュー中編「忘れられない試合4選」>>
【プロフィール】
天野麻菜 あまの・まな
グラビアアイドル、タレント、俳優。1991年、大阪府生まれ。2009年より芸能活動を開始。「ミスiD 2013」ファイナリスト。映画『サマーソング』(2016年)、TBSドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(2021年)などに出演。2018年にリングガールを始め、「村田諒太vsゲンナジー・ゴロフキン」、「井上尚弥vsノニト・ドネア」などのタイトルマッチを担当。2022年11月にファースト写真集『なまのまな』(ワニブックス)を発売。趣味は、サウナ、映画・落語鑑賞で、特技は効きビール、フットサル。Instagramでは、3000日以上毎日ビールを飲み続ける動画をアップしている。