豪州戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

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札幌ドームも初「ボールもいつもと違ったので、探りながらでした」

 野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)は10日、札幌ドームで行われた豪州との強化試合に先発し、4回を投げ、4安打無失点2奪三振で降板した。最速は159キロ。「ボールもいつもと違ったので、探りながらでしたが、徐々に修正しながら投げました」と振り返った。

 初登板の札幌ドームで、使用球もシーズンとは違う。初回から無死一、二塁のピンチを、三振と併殺で切り抜けた。その後も毎回走者を出しながらも粘投。4回も、2つの安打で2死一、三塁のピンチを作ったが、8番・デールを遊直に抑えた。

 8日の前日練習では18球ほど立ち投げでマウンドの感覚を確認していた。佐々木朗は「札幌ドームのマウンドは初めてで、ボールもいつもと違ったので、探りながらでしたが、徐々に修正しながら投げました」と振り返り、「課題も出たのでそこは今後対応したいと思います」と話した。

 岩手・大船渡高時代にはU-18で代表経験があるが、トップチームは初選出。「このチームで投げられたことは良い経験になりました」。来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での代表入りを目指す。(Full-Count編集部)