ゴルフにおける肩甲骨の動きとは?

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 トータルゴルフフィットネス トレーナーの菅原です。

今回は、肩甲骨を柔らかくするエクササイズをご紹介させていただきます。

肩甲骨が動きにくいや、動かなくなったという言葉はよく聞きますが、実際に肩甲骨がどのように動くかご存知ですか?

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肩甲骨は背中側にあり目にみることができないので動きをイメージするのも難しいと思います。

まず今回は肩甲骨の動きから解説をさせていただきます。

肩甲骨を柔らかくしたい方はこちらをご覧ください。

肩甲骨は胸郭の背面側と肩甲骨の前面側がスライドして動いています。

このスライドの動きがスムーズではなくなった際に、肩甲骨が硬くなったとよく言われます。

肩甲骨には6つの動きがあります。

「挙上」と「下制」と呼ばれる動き。

この動きは肩甲骨が上に行く動きと下に行く動きのことです。

「内転」と「外転」と呼ばれる動き。

この動きは肩甲骨が内による動きと外に行く動きのことです。

「上方回旋」と「下方回旋」と呼ばれる動き。

この動きは肩甲骨が斜め上に行く動きと斜め下に行く動きのことです。

これらの6つの動きをスムーズに動かしながら、スイングをおこなっています。

この動きのどれかだけでもスムーズに動かなくなると飛距離低下に繋がったり、上半身の力みに繋がります。

それでは肩甲骨の6つの動きをスムーズにするエクササイズを実践していきましょう。

1つ目のエクササイズは「ショルダーローテーション」です。

1.両手を肩に当てます
2.後ろ回しで大きく動かします
3.前回しで大きく動かします
4.前後5回行います

★ポイント
・背骨の動きも連動して行います

2つ目のエクササイズは「スキャプラスライド」です。

1.両手を頭の上に伸ばします
2.肘を真下に下げます
3.5回行います

★ポイント
・背筋を伸ばした状態で動かします

3つ目のエクササイズは「ショルダーストレッチ」です。

1.手の甲を背中につけます
2.肘を前側に動かします
3.肘を後ろ側に動かします
4.5回行います

★ポイント
・背骨の動きも連動して行います

4つ目のエクササイズは「アームリーチ ローテーション」です。

1.左腕を右側に伸ばします
2.右手で左腕を抱え、反動をつけながら身体を捻ります
3.逆側も行います
4.5回行います

★ポイント
・少し反動をつけ大きな動きで行います

まとめ

今回は肩甲骨の4つのエクササイズをご紹介させていただきました。

肩甲骨は意識的に動かすことをしていないと、日常生活の中や年齢を重ねるにつれてどんどん柔軟性が落ちてきます。

1日3分ほどでできるストレッチとなっていますのでゴルフ前や毎日のルーティーンに取り入れてみてください。

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。

『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。

ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。

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[文:トータルゴルフフィットネス - ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

菅原 賢

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
2002年からJGTOツアー帯同トレーナー・LPGAツアー帯同トレーナーとして数多くのプロゴルファーを優勝に導く。2007年には、ゴルファーを一生涯ゴルフができる環境を作りたいと「トータルゴルフフィットネス」を東京新宿に設立。アマチュアからプロゴルファーのゴルフフィットネスの聖地として数多くのゴルファーから支持されている。現在もJOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフとしてアスリートを指導している。