川内商工vs出水工 終盤力尽きる・出水工
終盤力尽きる・出水工
<第151回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:川内商工3−2出水工>◇28日◇2回戦◇平和リース
立ち上がり、出水工は先頭の森園 健悟(1年)が右前打で出塁。盗塁で二塁まで進み、4番・橋口 翔真主将(2年)の左越え二塁打で先制した。
川内商工は4回2死から二、三塁と好機を作り、6番・福上 舷汰(1年)の中前2点適時打で逆転に成功した。
6回表、出水工は1死三塁として8番・小林 頼央(1年)がスクイズを決めて同点に追いつく。
終盤は、川内商工は先発のエース市野 大空(2年)、出水工は4回途中からリリーフした森園を中心に互いに粘り強く守る展開に。
森園は8四死球を出しながら、無安打に抑えていたが、8回裏、1死一、二塁で遊ゴロ併殺を狙うも一塁悪送球の間に川内商工が勝ち越し。9回の攻撃を市野が三者凡退に抑え、北薩対決に競り勝った。
(取材=政 純一郎)