【農家直伝】甘みマックス青臭さゼロ「あえて加熱！トマトジュース」まさかの「シミ予防」にも!?（農家談）
トマトジュースって酸っぱかったり青臭かったりして、飲みづらいという印象ありませんか？でも、農家流の手作りトマトジュースは、酸味控えめ、青臭さほぼゼロ、甘みギュギューっで超おいしいんです！さらにスゴイことに…トマトジュースを毎日飲むトマト農家・金田くみ子さん曰く「シミができにくくなった気がする」とか。気のせいでもかまいません、おいしくて美肌になるなら作るっきゃな～い！
愛知県設楽町で、夫の金田百人さんと共にトマト栽培に励むくみ子さん。農作業の前にはパワーチャージのため、作業後には疲労回復のために、自家製のトマトジュースを夫婦で欠かさず飲んでいます。
「加熱しているから甘くて飲みやすいですよ。あと、ジュースのおかげかしら。太陽の下で作業をしていても、シミができにくくなった気がするんです」（金田さん）
な、なんと！ トマトの栄養成分リコピンには高い抗酸化作用があって、皮膚の老化を防止してくれると言いますが…
確かに、金田さんのお肌はツヤツヤ♡おいしいトマトジュースを毎日飲んでいるからこその美肌でしょうか!?これはもう作ってみるしかありません！
冷やして一気飲みしちゃお♡「あえて加熱！トマトジュース」
材料（作りやすい分量）
トマト…大5個（約1.2kg）
レモン汁（お好みで）…適量
作り方
1．トマトのヘタを取り、ざく切りにする。
2．鍋に1を入れて強火にかけ、シリコンヘラで実をくずしながら20～30分ほど加熱する。
全体がとろりとした感じになればOK。
「ある程度くずれたところで火を止めても、そのまま置いておけば、自然にとろりとなります」（金田さん）
3．2が冷めたら、ざるでこして皮を取り除く。
この時点でもう飲めますが、「もっとなめらかにしたい場合は、さらに網目の細かいこし器などを通してくださいね」（金田さん）
4．粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やして出来上がり。
加熱しているので傷みにくく、冷蔵庫で2～3日は日持ちします。
「お好みでレモン汁をどうぞ。さっぱり爽やかな味わいになりますよ」（金田さん）
さっそく、いただきまーす！
おおお、トマトの甘みがギュギューっと凝縮しています。生のトマトジュースはどうしても酸味と青臭さがありますが、この加熱したトマトジュースは自然な甘みが主役に！子どももおいしく飲めそうです♪
レモン汁を足すと、酸味がしっかり加わって絶妙のおいしさに！栄養も満点で、夏バテに効くこと間違いありません。そして…美肌効果にも期待しちゃいます♡
金田さんが栽培しているトマトは「りんか」という品種で、甘味と酸味のバランスがよく、しっかり食感と日持ちの良さが特徴とのこと。このおいしいトマトで、絶品のトマトジュースを作っているんですね～♡
金田さんの農園では6月から11月ごろまでトマトの収穫が続くそう。野菜売り場で見かけたらぜひ買って、トマトジュースに限らず、いろんな料理に使ってみましょう！
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金田（かなだ）くみ子さん
愛知県設楽町で、夫の金田百人（ももと）さんとともに、トマト栽培に従事する専業農家。栽培品種は、桃太郎の系統「りんか」。農作業を始める前と終えた後は、お手製のトマトジュースで水分と栄養補給を欠かさないほか、農作業中は、その場でもいだトマトに塩味をつけて、水分と塩分を補給。トマトの恵みを存分に受け取りながら、栽培と出荷、トマトレシピの考案にも励んでいる。
