仕事ができる人というのは男女ともに憧れの存在です。仕事ができる人は普通の人と一体何が違うのでしょうか? その特徴や身に付いている習慣についてご紹介します。

仕事ができる人の特徴12個

レスポンスが早い

仕事ができる人はやらなければいけないことを後回しにしません。「後でやるからいいや」とメールを溜めたり連絡をサボったりしないのです。

目の前にあるものをその都度素早く処理するため、抜けやモレなどのミスが少なくなります。また、返信が早いためチャンスを逃すことなく、よい縁や機会に恵まれるのです。


有言実行

仕事ができる人は、自分が言いだしたことは必ずやります。できもしないのに見栄を張って口約束をするようなことはありません。たとえ本人が「難しそうだな」と感じることでも、口にしたからにはやり遂げる責任感をもっています。

社交辞令ではない、ひとつひとつの言葉に誠実さを感じさせるのです。


きちんと計画を立てている

仕事ができる人は、自分の中にしっかりとしたヴィジョンがあります。何気なく仕事をしているように見えて、実は入念な計画の上で動いているのです。

この人たちの計画の立て方は逆算方式です。ゴールを設定して、そこまでに何をすればいいか、その日、そのときによってタスクを設定します。だから仕事ができる人の作業には無駄がなく、他の業務と並行していても一つ一つをきちんと管理することができるのです。


常にリスクを意識している

仕事ができる人は、常にリスク管理をしています。

仕事で思いがけないトラブルが起こるのは日常茶飯事です。このときに、仕事ができる人というのは何ごとも順調にいくものだと思い込まず、何かトラブルが起きた場合のための代替策を用意しているのです。

リスク管理ができていれば、トラブルが発生しても安心して対処することができます。仕事ができる人がとっさのことに動じずに冷静に対処できるのは、このリスク管理のたまものです。


周りをよく見ている

仕事ができる人は視野が広く、自分の仕事に集中するだけでなく、周囲の人が今何をしているか、その状況についても観察しています。そうすることで、自分の立ち位置や役割を把握することができるからです。

これによって状況に応じた適切な動き方ができるため、特にチームプレーのときにはリーダーとしてもサポーターとしても重宝されます。


常に課題を探している

仕事ができる人は、「今自分が何をするべきか」ということを常に考えています。指示を待ってボーッとしているようなことはありません。

もし何もすることがなければ、「何かお手伝いできることはありませんか?」と周囲に課題を求めます。仕事ができる人はいつでも前向きに取り組もうとする意欲にあふれているのです。


柔軟な思考をもっている

仕事ができる人は、一つのことにとらわれて頑固になったりせず、いつも柔軟に物事を考えることができます。

たとえば、同僚から思いがけない提案をされたとき、「誰もやったことがないからできないよ」と突っぱねるのではなく、「それ面白いね!」とどうすれば実行できるかを考えようとします。

「こうあらねばならない」と決めつけず、様々なことに臨機応変に対処することができます。


人を頼ることができる

仕事ができる人は、自分一人だけで物事を片付けようとしません。わからないときは「教えて」と頼むことができるし、忙しすぎて手が回らないときは、相手を信頼して「助けて」と仕事を任せることができます。

仕事ができる人は素直で、変なプライドがなく、周りをうまく巻き込んで目的を達成することができるのです。


愛嬌がある

仕事ができる人は、いつも寡黙に作業だけに集中しているのではありません。人当たりがよく、誰にでも笑顔で話しかけるなど愛嬌があります。

日頃から周囲とのコミュニケーションをうまくとっているからこそ、仕事で助けられることもあり、運に恵まれることも多いのです。


仕事のオンオフが明確

仕事ができる人は、公私の切り替えが上手です。

たとえば同僚とプライベートで仲が良くても、それを仕事に持ち込むことはしませんし、仕事中は自分の仕事に集中し、終わればパッと気を抜いてリラックスすることができます。

オンとオフの切替がうまくできるのは、それだけ高い集中力で仕事に取り組んでいるからでしょう。


身だしなみが整っている

仕事ができる人は、身だしなみがきちんとしていて清潔感あふれる見た目をしています。これは、自己管理能力に長けているからこそ。

TPOに合わせて身だしなみや振る舞いをコントロールするといった常識的な考えをもっていることも表しています。また、仕事ができる人のデスク周りもいつでもキレイに整理整頓されています。


勉強熱心

仕事ができる人は、疑問に思ったことをすぐに調べてクリアにし、わからないことをわからないまま放置することはありません。

自分の仕事をよりよいものにするため、誰に指示されなくとも自ら学ぼうとする熱心さを持っています。


仕事ができる人になるには

仕事ができる人になりたいなら、まずは真面目に丁寧に仕事に向き合うことです。そうすることで、おのずとやるべきことが見えてきて、自分から動くことができるようになります。

仕事ができる人には、要領の良さや頭の回転の速さなど、元来備わっている資質もあります。しかしそれ以外の部分は努力でカバーできることばかりです。

ぜひ今回ご紹介した「仕事ができる人の特徴」を参考に、少しずつ自分の行動に取り入れてみてください。