例年とは違います!

シャトルバスの運行もなし


路上駐車のイメージ(画像:photolibrary)。

 富山県富山市の八尾地区で、毎年9月1日から3日間行われる行事「おわら風の盆」。2022年度の開催と交通事情について、地元自治体や警察署に加え鉄道会社も連名で呼びかけています。

 それはマイカーでの来場自粛。今回は例年と違い、一般駐車場が開設されません。主催者によると、新型コロナ感染拡大を防止すべく、観光客の流入を抑えるためだとしています。また周辺での路上駐車や無断駐車も、近隣住民の迷惑となることや交通渋滞の原因となることから、絶対に行わないよう呼び掛けています。

 シャトルバスも運行されないため、来場の際は公共交通機関の利用が求められます。JR西日本は高山本線で臨時列車を運行。なお一部列車は乗車にあたり、混雑緩和のため整理券が配布されます。富山地方鉄道バスも臨時直行便を運行するほか、あいの風とやま鉄道は深夜帯に臨時列車を運行する予定です。

 富山市および富山西警察署、JR西日本、富山地方鉄道、あいの風とやま鉄道、富山県タクシー協会は「演者の方々が安心して演舞ができるように来場の自粛もご検討ください」としています。