終着は丑三つ時!? 高速バスいわき号“昼行の最終便”復活「東京滞在時間が伸びます」
コロナ前の時刻表にだんだん戻ってきた?
東京駅23時発で「いわき」まで
ジェイアールバス関東は2022年8月24日(水)、東京駅〜いわき間の高速バス「いわき号」で、9月の特定日のみ「東京駅23時00分発」の便を運行すると発表しました。
いわき号。写真は東京行きの上り便。
・便名:いわき101号
・時刻:東京駅八重洲南口(23:00発)→北茨城インター(1:15着)→いわき勿来インター(1:26着)→いわき湯本インター(1:39着)→いわき好間(1:49着)→いわき中央インター(1:50着)→叶田団地入口(1:56着)→平中町(2:01着)→いわき駅(2:03着)→JRバスいわき支店(2:18着)
・運行日:9月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)、23日(金・祝)、24日(土)、25日(日)
いわき号はジェイアールバス関東、東武バス、新常磐交通の3社共同運行ですが、この便はジェイアールバス関東が担当します。
現ダイヤでのいわき号の最終は、東京駅22時00分発です。同社は今回の23時発便について、「お客様のご要望にお応え」したものとしており、「東京での滞在時間に1時間のゆとりが生まれるため、お食事やお買い物はもちろん、スポーツ観戦やイベント、ライブコンサートなどが終わった後のお帰りの足としてもご活用いただけます」ということです。
いわき号は常磐線の特急「ひたち」と競合しています。列車よりも始発は早く、最終は遅く設定され、いわき側の人がより長い時間、東京に滞在できるダイヤとなっていることが特徴です。
東京駅発23時00分は、コロナ前における最終便でしたが、今回、それが復活する形になります。ただ、コロナ前は特定日のみ、東京駅23時20分発の便も運行されていたほか、それ以前には夜行の「ミッドナイトいわき号」として、東京駅23時40分発もありました。