新型特急「HC85系」12月から富山へ 新車追加投入で「1日8本」体制に JR東海
ついにJR西日本管内へ進出!
北陸方面にHC85系が運転開始へ
7月に営業運転を開始した「HC85系」特急車両(乗りものニュース編集部撮影)。
JR東海は2022年8月22日(月)、高山本線の特急「ひだ」でデビューした新型特急車両「HC85系」について、12月から車両が増備され、使用列車が1日6本から8本へ拡大すると発表しました。
これにあわせ、高山までの運転だったHC85系による特急「ひだ」は、富山まで運転区間が拡大されます。
HC85系による「ひだ」は、高山方面で1号・15号・17号にくわえて「3号」(名古屋8時43分発富山行き)、名古屋方面で2号・4号・10号にくわえて「14号」(富山発13時2分発名古屋行き)が追加されます。
HC85系は7月に運行開始。モーターで走る「電車」で、ディーゼルエンジンをそのまま駆動力に使っていた従来のキハ85系に対し、「エンジンで発電した電気でモーター駆動」するシステムを採用。さらに、蓄電池から電力をアシストする機能もあります。
将来は紀勢本線の特急「南紀」にも投入予定。2023年度にかけて順次投入され、キハ85系を置き換えていくとしています。