鉄道や阪和道経由の迂回が必要となります。

開通以来の大規模リニューアル工事


11月に4号湾岸線の一部が終日通行止めに(画像:阪神高速)。

 阪神高速道路は2022年8月18日(木)、4号湾岸線の貝塚IC〜りんくうJCT間で工事通行止めを行うと発表しました。期間は11月15日(火)朝4時〜25日(金)朝6時の10日間です。

 これにともない、大阪市内方面から関西空港へ高速道路で向かう際、大和川線もしくは堺泉北道路から阪和道の泉佐野JCTを経由する迂回が必要となります。なお阪神高速は下道の国道26号の混雑緩和のため、迂回のほか、鉄道などの公共交通機関の利用も呼びかけています。

 今回の当該区間のリニューアル工事は、1994(平成6)年に空港開港とともに開通して以来となります。橋を支える鋼材の劣化など老朽化が顕著になっている現状をふまえ、床版防水工など大規模な補強をおこない、長寿命化を図ります。

 阪神高速が発表した通行止め期間中の渋滞予測によると、堺市内の4号湾岸線など平常時より渋滞緩和となる区間もありますが、一般道では貝塚市内から泉佐野市内にかけて、ラッシュ時に各地の南北道路などで深刻な渋滞が発生するとしています。