ヴァラン、マンU加入を後悔せず「ここは素晴らしいクラブ」…新体制での手応えも語る

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 マンチェスター・U所属のフランス代表DFラファエル・ヴァランが、昨年夏の移籍やチームの新体制について言及した。21日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 レアル・マドリードで4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに貢献したヴァランは昨年夏に、4100万ポンド(当時レートで約63億円)とも報じられた移籍金でマンチェスター・Uに加入。同選手の加入でタイトル獲得も期待されたマンチェスター・Uだったが、序盤からチームは低迷し、結局チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外となる6位でシーズンを終了。度重なるケガに悩まされたヴァランにとっても、悔しさが残るシーズンとなった。

 加入初年度は苦しいシーズンとなったヴァランだが、マンチェスター・U加入という自身の選択について、後悔はしていないようだ。『BBC』のインタビューに応じたヴァランは次のように語り、昨年夏の移籍の決断は間違っていなかったと強調した。

「サッカーでは、自分自身に挑戦し、向上しようとすることが必要だ。10年間同じ場所で過ごした後、別の経験をしたかったんだ。プレミアリーグは本当に素晴らしいし、マンチェスター・Uは素晴らしいクラブだ。僕の決断に迷いはなかった」

 ヴァランにとって加入2年目となる2022−23シーズン、クラブはエリック・テン・ハフ新監督のもと、新たなスタートを切る。間も無く開幕を迎える新シーズンについてヴァランは、「新しいシーズン、新しいスタートだ。自信を失ってしまった時もあったが、今の僕らは大きな可能性を秘めていると思うよ」とコメント。続けて次のように語り、新体制となったチームで手応えを感じていると明かした。

「新監督はとてもポジティブだ。彼はエネルギーを求めているし、背後のスペースを空けながら、ピッチの高い位置でプレスをかけることを望んでいる。かなり攻撃的かもしれないけど、僕らが本当に楽しめるサッカーだ。良いスタートを切れると思うよ」

 新指揮官のもとで新たなスタートを切るマンチェスター・U。プレミアリーグ2年目となるヴァランのプレーにも注目が集まる。