業務スーパーで販売されている『国産種鶏使用 宮崎名物 鶏炭火焼』をご存じでしょうか。

冷凍の焼き鳥です。旨みと弾力の強い種鶏を炭火で燻すように焼いたもの。炭の色が移ったビジュアルは個性的ですけど、おつまみレベル高めで万人受けするタイプのおいしさですね。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

日向屋|国産種鶏使用 宮崎名物 鶏炭火焼|631円

業務スーパーでは631円(税込、税抜585円)で販売中。内容量は300g、カロリーは100gあたり211kcal(脂質 10.5g、食塩相当量 1.5g)。製造・販売は日向屋。

以前紹介した際の商品と比較して、価格にもボリュームにも変化はありません。コスパ(単価)は100gあたり約210円。『焼きとり もも串』(1.1kg・1,274円・約116円/100g)など、業スーPBの焼き鳥類よりもコスパは落ちるポジションになります。

加熱調理済みの商品なので、流水に当てて解凍するか冷蔵庫に置いて自然解凍するだけで、そのまま食べられます。解凍後に沸騰したお湯に袋ごと入れて約3分温めるか、耐熱容器に移してラップをしてレンジ(500W)で2分ほどチンしてもOKです。

鶏炭火焼きは宮崎県のご当地グルメ。黒い見た目は焦げているわけではなく、強めの炭火で焼き上げる際、煙が上がって燻すような形になり、炭の色が移るのだそうです。以前よりも黒の色合いは薄くなりましたが、それでも個性的なビジュアルですね。

詳しい原産地は未記載ながら、国産の種鶏(肉用鶏よりも飼育期間が長い鶏)を使用した商品。普通の焼き鳥よりも身が締まっており、コリコリした弾力感があります。若干パサパサするものの硬いわけではなく、程よい歯ごたえと柔らかくほぐれる繊維感です。

種鶏の旨みはひとくちサイズに凝縮されたような濃厚さ。塩こしょうとにんにくのシンプルな味付けで、素材の味と炭火の香ばしさを引き立たせたバランスです。調味料を足す必要なく、そのままで優秀なビールおつまみになってくれます。

どちらかといえばおつまみ適性のほうが高いですけど、ご飯との相性も問題ないので、丼飯にアレンジしてもOKです。以前と変わらず、他の焼き鳥とは食感も香りの良さもひと味違うクオリティ。ご褒美感高めの酒のアテが欲しいときにおすすめですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

国産種鶏を炭火で焼いた、ひとくちサイズの冷凍焼き鳥コリコリした弾力と濃厚な旨みがあり、見た目よりも万人受けするおいしさ素直な塩味と香ばしい風味がバランス良く、以前と変わらずおつまみレベル高め焼き鳥系でコスパよりもクオリティを重視するなら鉄板の選択肢