更年期もあり、身体的にも精神的にも不安定になりがちな50代。できるだけラクに過ごしたいものですよね。今回は、50代で自身も更年期真っ只中だという整理収納アドバイザーの瀧本真奈美さんに、毎日をラクに過ごすために「しない」と気をつけていることを教えてもらいました。

50代、更年期をラクに過ごすために「しないこと」7つ

一般的に閉経を挟む45歳〜55歳の約10年間が更年期とされていますが、最近では若年化が進んだり、男性にもみられたりするという話をよく聞くようになりました。なので性別や年代を問わず、「更年期」を気にしている人も多いのではないでしょうか。

50代の暮らしを発信する瀧本さん<写真>

そこで、リアル更年期である50代の私が、ラクに過ごすために気をつけている「しないこと」を7つまとめてみました。

 

●1.期待しすぎない

家族はもちろん、家族以外に対しても「わかってくれるはず」とか「これくらいしてくれるだろう」などの、おおよその期待値を自分の中で設定してしまいがち。でもこれは、自分の勝手な願望なので、思い通りにならないパターンが多いです。

期待値が高いほど、結果が違うと裏切られたように感じ、無駄なストレスを溜めてしまうことに。

仕事などにも言えますが、期待しすぎるほど落胆が激しいので、「なるようになる、ならないものはならない」と身を任せるようにしています。

 

●2.ジャッジや否定をしない

ネットやSNSで目にする文章、テレビの中やだれかの言葉、ふるまい。どれも自分の考えから生まれたものではないので、違和感を感じることもしばしばあります。

でもその違和感に反応して都度ジャッジをしたり、否定をしたりするのはとても無駄なことだなと最近よく考えるようになりました。他人から見れば自分の言動も、その人にとって違和感を感じるものである可能性もあります。

違和感に振り回されすぎず、「自分は自分」「他人は他人」と考えられるようにすると、とてもラクになります。

 

●3.干渉しない

2で書いたような自分以外の人に感じる違和感は、ゼロになることはないと思います。ではどうするか? ですが、一定の距離をとることである程度は回避できるもの。

今はちょっと不安定でしんどいなと思ったら、深い人づき合いはせず一定の距離を保つようにしています。

ときには1人の時間も大切。軽く散歩をしたり、忙しくてつい忘れそうになる「頭を空っぽにした、ぼんやり時間」をつくるように心がけ始めました。

 

●4.決めつけない

「〜するべき、〜であるべき、〜しなきゃ、〜してはいけない」などは、つい陥りがちな考えでもあり、ネットにもそうした情報があふれています。

でも、これが多ければ多いほど、思考にも行動にも制限がかかります。もっと自由にラクに暮らせるはずが、決めつけが多いばかりに自分を苦しめることも。他人にも厳しくなってしまいがちなので、何事も決めつけないように心がけています。

●5.考えすぎない

私は元々いろいろなことを考えすぎてしまうタイプでした。〇〇だから〇〇なのかな? こうすればよかったのかな? と自分を責めがちで、加えてなにに対してもひどく心配してしまう性格でもあります。

日々、不安な感情を抱きがちですが、考えたところでどうにもならないことは考えない、と決めてから随分ラクになりました。

 

●6.なにかに囚われすぎない 

とくにネットにはさまざまな情報があふれていて、日々それを目にしています。
なかには、グッと興味を引かれるようなもの、不安でたまらなくなりそうなもの、感情をさらわれそうなものもたくさんありますが、実際に自分の目で見るもの以外は「話半分」くらいに受け流すようにしています。

極端な話題ほど、入り込みすぎず囚われないようにしようと決めています。

 

●7.痛み、不調を我慢しない

頭痛、肩コリ、眠気、脚のだるさ、目の疲れ、やる気のなさ、さまざまな痛みや不調は、日々なにかしらあります。どれもなるべく我慢せず早め早めの対処をしています。

やる気のない日はやらない。痛みは薬に頼る、眠いときは寝る、コリやだるさは家族とマッサージをし合う、ストレッチをするなど、その状態が長く続かないようにしています。

更年期は、身体的要因と、心理的要因、社会的要因が影響していると言われているので、できるだけストレスを避け、自分で自分に余計な負荷をかけないようにしています。

今のこの時期は、のんびり身を任せてできること、できないことを見極めながら少しでも
ラクに過ごしていけたらと思っています。