アイリスオーヤマ、社用車の「道交法違反」映像拡散で謝罪「あってはならないこと」
グループ会社の従業員による道路交通法違反があったとして、アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は6月8日までに謝罪した。
同社のロゴをつけた社用車が路肩を走る様子をとらえた映像がSNS上で拡散し、批判の声があがっていた。
このドライブレコーダーの映像では、横断歩道を渡ろうとする女性のため、車が一時停止したところ、社用車がその車を左路肩から追い越していくのが映っている。
同社は7日夜、公式ツイッターと公式サイトでリリースを出した。
〈栃木県の信号のない横断歩道で歩行者様が渡ろうとしていたところ、(グループ会社従業員が運転する車が)一時停止をせずに側道を通り過ぎました〉
〈この度のグループ会社従業員の行為は、道路交通法違反であり、あってはならないことだと重く受け止めております〉
同社では、従業員と上長への厳重注意だけでなく、グループ全体での運転マナー見直しを図るとし、危険な思いをさせた歩行者に向けて謝罪した。
この対応をした翌8日も、SNSでは「厳重注意ですましていい話じゃない気がする。警察に出頭させたほうがいいのでは」などの意見がみられる状況だ。