週末にパリ・サンジェルマンは通算10度目となるリーグ戦優勝を確定させたものの、それでもクラブを襲う不安の波が収まることはない。この夏にもチームやクラブ、そしてコーチ陣に至るまで、大改革が行われる可能性がある。特にマウリシオ・ポチェッティーノ監督については、わずか1年半で退任に追い込まれる可能性が以前より指摘。フランスのル・パリジャン紙によれば、もはやその去就は決定済みで発表のみ先送りされた状態だという。もはや両者ともに同じ道を歩まない決意を固めたようだ。

 その有力な後継者候補として名前が挙がっているのが、昨夏までレアル・マドリードにて監督を務めていた、ジネディーヌ・ジダン氏であるが、さらにここにアントニオ・コンテ氏の名前も加わった模様。イタリア人指揮官は昨年9月よりトッテナム・ホットスパーにて指揮をとっているところだが、度重なる骨肉の争いを繰り広げ、特にコンテ監督は移籍市場における大金の投資とタイトル獲得の機会を求めている。それをパリ・サンジェルマンは手にすることができるのだ。ただ現時点ではまだ不透明であり、同紙ではアーセン・ヴェンゲル氏の名前も出しているものの、そもそもレオナルドSDの今後もまだ不透明となったままだ。