毎度作り込みがガチすぎる！

「予約」ボタンまで

　2022年4月1日（金）、「エイプリルフール」として知られるこの日に、北九州を拠点とする航空会社スターフライヤーが、とある“新サービス”を開始すると、公式SNSに投稿しました。「座席20列目以降の座席をあえて外し、ハンモックを設置した座席『CLASS CLOUD』のサービス提供を開始いたします」というものです。


スターフライヤーの旅客機（乗りものニュース編集部撮影）。

　SNS投稿からは「CLASS CLOUD」の特設ページに飛ぶことができ、シートスペックの詳細や運賃などが記載されています。運賃は1席あたり4万4111円。ページには「スターフライヤーは母なる彗星のようにお客様を包み込み、最高のリラックスタイムをご提供します」「ハンモックシートで雲に乗ったかのような無重力体験を……」といったキャッチコピーがならび、座席表やイメージイラスト、航空券予約でおなじみの注意書きまで記載されています。

　しかし、作り込まれた特設ページの「予約」ボタンを押すと、「Happy April Fools' Day お楽しみいただけましたか？」のポップアップが。ハンモック席設置は「エイプリルフール」にちなんだ、ユーモラスな嘘だったというわけです。

　この投稿に読者から「エイプリルフールか…やられた〜」「気がつかず予約のページまでいってしまいました」「画期的！ホントに信じちゃった」「オシャレなことするなぁ」といったリプライが集まっています。

　なお、2021年のエイプリルフールに投稿されたスターフライヤーの“嘘発表”は、丑（うし）年にちなみ、牛柄の飛行機『カウジェット』を運航するというものでした。

【あまりに本物っぽい！】 スタフラの「ハンモック席設置」実際の投稿