「1つ2000円のチャーシュー弁当」がツイッター上で注目を集めている。

かなりの高級店の弁当なのか、はたまたとんだぼったくりか。気になる実物の写真が、こちらだ。

こちらは、茨城県水戸市に本店を置く「中華そば浜田屋グループ」の支店、ハマダヤ50号バイパス店(水戸市)の公式アカウントが2022年3月28日に投稿した写真。

プラスチック容器に敷き詰められた白米の上に乗っているのは......なんと、巨大なチャーシューの塊!

もはや「チャーシュー弁当」というより「ご飯を添えたチャーシュー」といった方が正しいのではないかというほど、豪快な1品だ。1つ2000円という値段も、このボリュームなら納得だろう。

あまりにもワイルドな弁当に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「チャーシュー弁当2000円?どんだけぼったくるんだよ→画像→ありがとうございます!」
「買いに行きてぇ〜」
「頭悪い弁当だwww好きwwwww」

Jタウンネット記者は30日、「チャーシュー弁当」について同店の店長・鈴木和さんに話を聞いた。

儲けより、お客さんへのサービスがしたい

鈴木さんによると、話題のチャーシュー弁当は「中華そば浜田屋グループ」系列の店舗の内、ハマダヤ50号バイパス店限定の品。毎月29日の「肉の日」だけのメニューで、販売日は店頭販売のほか、電話での予約販売も行っている。

レシピ自体は特に変わったことはしていないというものの、定期的に味付けを改善しているとのことだ。

それにしても、一体どうしてこんなボリューミーな弁当を販売することになったのか。記者が鈴木さんに経緯を聞くと

「販売を始めたのは1年くらい前からです。世間がコロナ禍で落ち込んでいる状況を見て、中華そば屋としてどうにか皆を元気づけられる方法はないかと考えた末に、このメニューが生まれました」

と説明。本来の定価で売ろうと思ったら「倍近くになると思う」とのことで、採算よりもとにかくお客さんにサービスがしたいという思いからの「1つ2000円(税込み)」になったという。

「主にお店の常連さんたちが買ってくれるんですが、評判はとてもいいですね」(鈴木さん)

とにかくガッツリお肉が食べたい人や、チャーシューが大好きな人は、29日の「肉の日」を狙って水戸市に足を運んでみては?