全部食べてみた! 豚汁チェーン『ごちとん』の絶品豚汁ベスト5
様々な創作豚汁をいただける『ごちとん』 | 食楽web
東京・大阪で6店舗を展開する豚汁チェーン『ごちとん』。田舎味噌「九州麦味噌」をベースに、滑らかな食感と大豆の味を楽しめる自家製豆腐を合わせた「おかず感」たっぷりの豚汁がメインの定食を展開しています。
「豚汁」という、ある種確立されたメニューに、さらなる可能性を見出すかのような創作豚汁を複数展開しており、一見さんは何をオーダーしたら良いか迷ってしまう人もいるかもしれません。
そこで今回は、この『ごちとん』に、複数ある豚汁メニューのうち、売り上げベスト5を挙げてもらい、それぞれを実食しレビュー。合わせて『ごちとん』の担当者にも話を聞き、ご紹介したいと思います。
第5位「白味噌豆乳豚汁」
「白味噌豆乳豚汁」定食 890円(税別)
まず、5位からいただきます。「白味噌豆乳豚汁」というクリーミーな豚汁で、豆乳、豆腐、豚肉それぞれの甘みを生かした優しい味わいです。
一方、野菜個々が大きめのカットで、野菜の出汁感もしっかりあり贅沢な味わい。後半でラー油を入れて味変させると、まろやかさに辛さが加わり、これもまた美味。クセになる味でした。
第4位「もつ煮込み豚汁」
「もつ煮込み豚汁」定食990円(税別)
続いて4位は「もつ煮込み豚汁」。確かに味そのものは豚汁であり、もちろん豚肉も入っていますが、見た目的にはもつ煮込み感のほうが強く、ご飯のおかずにはもってこいの一品。程よいにんにくの加減と味噌の旨みを存分に感じられ、これもまたヤミツキ感十分の味でした。
第3位「辛味噌チゲ豚汁」
「辛味噌チゲ豚汁」定食890円(税別)
続いて3位は赤々とした見た目に思わず食欲がそそられる「辛味噌チゲ豚汁」です。本場・韓国のコチュジャンを使用した辛味と、前述の「九州麦味噌」の融合によって生まれるその味はまさに辛旨! 豚汁+チゲ鍋のマリアージュは、ご飯に合わないはずがない。体もしっかり温めてくれる一品だと思いました。
第2位「炙りスペアリブ豚汁」
「炙りスペアリブ豚汁」定食990円(税別)
続いて2位は、大胆にもどーんとスペアリブが乗った「炙りスペアリブ豚汁」。スペアリブは柔らかく蒸し焼きにしたもので、まずその見た目に驚かされますが、実際にいただいてみると見た目よりもずっとアッサリとした口当たり。一方、滋味深い印象も受けました。野菜との相性も抜群で、栄養をしっかり摂りたい際にもってこいの豚汁だと思いました。
第1位「ごろごろ野菜のごちそう豚汁」
「ごろごろ野菜のごちそう豚汁」定食790円(税別)
そして売り上げベスト1位は「ごろごろ野菜のごちそう豚汁」。豚の旨みと味噌の風合いがしっかり染みた大ぶりカットのレンコン、ジャガイモ、ニンジン、ダイコンが実に美味しく、味噌・野菜双方の旨みを相乗効果で引き上げているような印象でした。また、野菜がふんだんに入っているため、罪悪感控えめで最後の一滴まで飲み干せてしまう点も良い感じです。色鮮やかな野菜の見た目もかわいらしく、女性にも人気の一品だそうです。もちろん、ご飯もどんどん進みます。
十分すぎるほど大満足の、豚汁自体がおかずの「ごちとん」の定食
豚汁自体がおかずになる「ごちとん」のメニュー群
豚汁を様々な方向に飛躍させた創作メニューを展開する『ごちとん』。今回のトップ5はいずれも素材の旨みを引き出すように繊細に作られていることがよくわかる味ばかりでした。いずれの豚汁も定食として「ご飯」「漬物」「お茶」などがセットになります。つまり豚汁自体がおかずになるわけですが、十分すぎるほど満足していただけるものばかりでした。
最後に『ごちとん』の担当者にも話を聞きました。
「『ごちとん』はみんな大好き和食の定番『豚汁』が主役の専門店です。各店舗で毎日手作りしている『自家製汲み豆腐』、麦麹の優しい甘めの味わいが特徴の『九州麦味噌』、これらの素材とピッタリ合う『北海道産米』を使ったご飯を採用しており、特に女性の方に人気があります。
もちろん野菜をしっかり摂れますですので男性の方にもオススメで、忙しく働く方にピッタリだと思います。『ごちとん』が提案する新たな豚汁のスタイル、是非一度ご賞味いただければ幸いです」(ごちとん・担当者)
こだわり抜いた素材の味を存分に引き出す豚汁をベースに様々なメニューを展開する『ごちとん』。まだまだ寒いこの季節、是非豚汁で心身ともに温まってみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎松田義人)
●DATA
ごちとん
https://www.arclandservice.co.jp/gotchton/