人気の熱海プリンのカフェ限定「かためプリン」は美味しいのか? 『熱海プリンカフェ2nd』で味わってきた
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とろける食感のプリン、海外の伝統的なプリン、昔懐かしい固いプリン……。巷では種類豊富な「プリン」が至るところに出現し、人気が再燃しているのを感じます。プリンといえば、一躍行列店の仲間入りをした「熱海プリン」が食べたい! そう思い立って、熱海銀座にある『熱海プリンカフェ2nd』に行ってきました。
お目当てはこちらのカフェ限定で登場した「かためプリン」。昔ながらの固めのプリンを再現した一品はここ数年、人気継続中ですが、「熱海プリン」にも昨年末から登場! 期待が膨らみます。
こちらでは店頭でプリンを購入する以外に、温泉街・熱海ならではのお風呂モチーフのカフェスペースで食べられるのがポイント。せっかくなので、可愛い店内で「かためプリン」を実食してみました。
風呂上がりに「かためプリン」!? カフェで「熱海プリン」を味わう楽しさとは
「いい湯だな~」とプリンの声が聞こえてきそう。1個380円(税込)
店内で食べるプリンを購入して、お風呂場みたいなカフェスペースに座っていると、出てきたのが湯桶に入った「かためプリン」。この可愛さだけでテンションが上がります。
タイル貼りの店内は、どこか昭和の銭湯を思わせる雰囲気。湯桶に入った「熱海プリン」は、風呂上がりに飲む牛乳瓶をモチーフにした可愛い瓶に入っています。これも人気のポイントですね。
紙のパッケージをむくと、昭和レトロな牛乳瓶と同じフタが出現。「熱海プリン」のアイコン・かばが描かれ、その可愛さに開けるのを躊躇ってしまいます。
ちなみに定番の「熱海プリン」には、かばさん型の容器に入った特製カラメルシロップが付いてくるんですが、「かためプリン」は昔のそれのように、下にカラメルが沈んでいます。
専用スプーンですくってみると、結構なむっちり感。卵のコクが口いっぱいに広がっていきます。これは、滑らかな口溶けの定番・熱海プリンとは全く違う味わい。実は昔の固めプリンを再現しつつも、ほんの少し熱海レモンと塩を加えているそうです。懐かしのに新しいこのプリンは味わうごとに滋味深く、後味も少しすっきりしていました。
プリンの色も黄色味を一層帯びていて、苦味のあるカラメルと合わせるとさらに旨い。温泉に入った後に食べれば、身体の隅々まで栄養が染み渡りそうです。
「熱海プリン」は、毎日の湿度や気温に合わせてじっくりと丁寧に蒸し上げて作られます。シンプルな材料のみで素材の味を引き出しているため、飽きのこない美味しさ。定番のプリンも柔らかすぎず、固すぎず、絶妙な滑らかさを再現しています。だからこそ、この「かためプリン」も絶妙な配分で作り上げられているのが感じられました。
食べ終わっても余韻に浸れる可愛さ
ペロリと食べ終わった後の佇まいも可愛い。もう一個食べたい衝動に駆られましたが、お土産をゲット。おうちで「熱海プリン」祭りを楽しむとしましょう。
お土産の牛乳瓶箱パッケージも可愛い! 春限定の「さくらプリン」も味わってみた
ということで、買って帰ってきたのがこちら。牛乳瓶の箱を再現したパッケージまで、こだわりが詰まっています。この箱が欲しくて、好きな4本を選んでお土産に買って帰りました。
「熱海プリン」各380円。「さくらプリン」は400円(いずれも税込)
蓋を開けると、こんな感じ。定番の「熱海プリン」の特製カラメルシロップ付と、だいだいソースと千年井田塩付、再びかためプリンと、春限定の「さくらプリン」を選びました。色とりどり、味とりどりのプリンが可愛くてワクワク!
期間限定の「さくらプリン」は、ピンク色に染まったプリンの下に、さっぱりとした甘さのこしあんが入った2層仕立ての和風プリンです。
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一口含んだ瞬間、思い浮かんだのが桜餅の味。さくら特有の香りと風味に、さっぱりとした“こしあん”が合わさり、口溶けのいい新しい和菓子を体験しているよう。桜が一気に開花したようなこの味を、今の季節にぜひ味わってみてほしいです。
●SHOP DATA
熱海プリンカフェ2nd(セカンド)
住:静岡県熱海市銀座町10-22 沢口ビル1F
TEL:050-5595-9574
営:10:00~18:00
http://2nd.atami-purin.com/