広島市の松井市長はロシアのプーチン大統領に対し、核兵器の使用を示唆した行為をやめるよう抗議文を送りました。

広島市 松井一実市長「キューバ危機の再来を招きかねない。多くの市民が犠牲になることがあってはなりません」

抗議文は長崎市の田上市長と連名で、核兵器の使用を示唆するプーチン大統領に対し「被爆地の市民を代表をし厳重に抗議する」としています。

プーチン大統領が「ロシアは世界で最も強力な核保有国の1つ」と話すなど核兵器を背景にした発言を続けていることには、「被爆者の思いを踏みにじるもので広島長崎は強い怒りを感じている」と強く非難しています。

抗議文はロシアの大使館を通じて28日に送付したということです。