2月も終わりにさしかかり、お子さんの入学を控えている人はいろいろな準備をする頃ではないでしょうか? さまざまな準備が必要で、出費がかさむ時期でもあります。今回共働きで4人の子育てをするブロガーのベリーさんが、ご自身の経験をもとに、「今、慌てて買わなくてもいいもの」を教えてもらいました。

入学を控えていても、「すぐ買わなくていいもの2つ」

まもなく入学シーズンですね。小学校入学を控えているご家庭は、ランドセルに学用品、入学式のフォーマル服…と買い物が続いていらっしゃるご家庭も多いことと思います。

わが家は夫婦と子ども4人の6人家族です。上の子たちふたりはすでに中学生と小学生ですが、小学校入学時に購入せず、今もそのまま…となっているものがあります。入学に合わせて慌てて購入しなくてもよいと思うものを2つご紹介します。

 

(1) 学習机

わが家には、いわゆる「学習机」がありません。子どもたちはみんな、リビングに置いてあるダイニングテーブルで学習します。小学校から帰宅してからする宿題も、夕飯前後の家庭学習も、ずっとリビング学習です。

とくに小学1年生は、さあ小学生になった! 毎日宿題があるよ! という状況になっても、自分ひとりで取り組める子は多くはありません。宿題をすること、家庭学習をすることが習慣になるまでは、大人の「見守り」がどうしても必要となります。その点、目の届きやすいリビング学習は、子どもの様子がよく見えます。家事をしながら、仕事から帰ってきて夕飯をつくりながらでも、子どもが視界に入っていれば、どこでつまづいていそうか感じ取ることもできます。

結局わが家では、いちばん上の子が中学生になった今も学習机はありません。それでも毎日しっかりと学習できています。買い与えるのはお子さんに宿題や家庭学習の習慣がついてから…でも遅くないと思います。この子の場合は、学習机があった方がいいかもと思ったタイミングで十分間に合います。

(2) ランドセルラック

ランドセル置き場として、ランドセルラックの購入を検討しているご家庭も多いかと思います。これも、わが家では結局買うことなく済んでいます。ランドセル置き場は、子ども部屋で絵本棚として使っている棚です。

棚のスペースを利用して、ランドセルを置く場所、絵具セットやピアニカなど小学校グッズを置く場所、教科書は棚の上に…しています。用途が決まっている家具は、役目を終えると使いづらくなるものですが、多用途に使える家具であれば、小学生の間はランドセル置き場として、中学生になれば通学バッグや部活グッズ、子どもたちが巣立ったら他のものを収納するスペースとして…と、家族のステージに応じて用途を見直していくことができます。

出費が多いこの季節。まずは、「急いで買わずに様子を見る」のもありですよ。