ムダな買い物は、節約の大敵! そうは思っても、うっかり使い忘れたり、忙しい日はお惣菜に頼ってしまったり…。そんな悩みを解消するためには、“ゆるつくりおき”が効果的! 人気インスタグラマー・くぅちゃんに、そのワザを聞きました。

食費節約になる、面倒じゃないつくりおきの方法

月の食費3万円台をキープする節約達人のくぅちゃんに、悩みを打ち明けたのは、3人のお子さんをもつESSE読者の門傳(もんてん)奈々さん。節約は嫌いじゃないし、いろいろ試行錯誤しているのに、なぜか食費が減らない…と話す門傳さんに、くぅちゃんがおすすめする節約ワザとは…?

あると便利なつくり置きを活用した夕食例<写真>

門傳さん(以下:門傳) つくりおきって食べるタイミングに迷ったり、味つけを考えたり手間がかかるイメージがあって、ほぼしていないんです。

くぅちゃん(以下:くぅ) あら、もったいない。平日の食事づくりがラクになって節約にもなるのに。

門傳 その分、週末にがんばらなきゃいけないですよね…?

くぅ いえいえ、つくりおきは凝ったものじゃなくていいんです。ごくシンプルな日々の“おかずの素”と捉えてみて。

門傳 完成させなくてもいいんですか?

くぅ そう! つくりおきをしておけば、使いきり計画も立てやすいし、少し用意してあるだけで気持ちに余裕ができて、ついお総菜を買いに走るのも防げますよ。

●つくりおきこそ定番でOK

ゆでて火をとおすだけ、切って炒めるだけの調理が中心で、確実に消費できる“食べ慣れている味”のものでOK。

「これなら食べ残しもないし、30分で4品ほどつくれます」

 

●ゆで野菜も立派な副菜

ブロッコリーやスナップエンドウ、ホウレンソウ、モヤシなど。

「手を加えすぎると逆にアレンジしにくくなるので“ゆでるだけ”に。そのまま出しても、ツナマヨやゴマであえても」

 

●カップに小分けして自家製冷食をつくる

「弁当やおつまみ、お皿が寂しいときにプラスできたりと、重宝します」

100円ショップで買ったシリコン製の製氷皿やマフィンカップにつめ、フタをしめて冷凍するだけ。

●あると便利!なつくりおき3品

・豚そぼろ

豚ひき肉を炒め、砂糖としょうゆで味をととのえ冷蔵保存。

ラーメンのトッピングや炒飯、ビビンバ、おにぎりの具などアレンジ自在。

 

・レンチンポテト

皮をむいてレンジ加熱したジャガイモを、ひと口大に切っておく。

ポテトサラダや粉ふきイモ、バターあえ、みそ汁の具などに。

・鉄分サラダ

ゆでたホウレンソウ、ニンジン、ヒジキ、ツナ缶をマヨネーズとめんつゆ、顆粒だしであえたもの。子どもウケも栄養価もバッチリ。

ちょっと面倒そう…と敬遠しがちな“つくりおき”ワザ。ですが、工夫しだいでラクにできて、しかも節約効果も! まずは簡単なものから、早速つくってみてください。