業務スーパーで販売されている『牛ボイルすじカット』をご存じでしょうか。

食べやすい大きさにカットされた冷凍の牛すじ肉です。下茹でを済ませて下味も付けてあるので、軽く煮込むだけで食べられるタイプ。手軽に牛すじのトロトロ食感を楽しめる便利な一品ですよ。

大志プラン|牛ボイルすじカット|645円

業務スーパーでは645円(税込、税抜598円)で販売中です。内容量は500g、カロリーは100gあたり282kcal(脂質 21.0g、炭水化物 1.8g)。製造・販売は大志プラン。

コスパ(単価)は100gあたり129円。すじ肉としては平均的な価格で、格安品の『牛赤身スジ肉』(1kg・861円・約86円/100g)よりはちょい高めです。横隔膜オンリーの『角切り牛すじ(メンブレン)』(300g・408円・136円/100g)とは互角のコスパ感ですね。

ボイルして一口サイズにカットされた牛すじです。表面に脂が少し残っていますが、基本的に下処理は不要。冷凍状態のまま加熱調理してOKです。

気になる場合は一回だけ茹でこぼせば十分ですね(コストコの商品を例にした牛すじの下処理の仕方についてはこちら)。

腱の付いた肉を寄せ集めた、煮込み調理が前提の硬い部位です。ざっくり1時間ほど煮込めば、赤身は柔らかくほぐれる食感、脂身はトロトロの口当たりに。ハラミの弾力がある歯ごたえもしっかり楽しめます。

砂糖と醤油の下味が付いており、そのまま煮込むだけでも食べられる味わい。味噌煮などに使う場合、味が濃くなりすぎるので、普段よりちょい薄めに味付けするのがおすすめですね。

気になるポイントは、長時間煮込んでも硬さが残る鬼すじ(分厚くて黄色味がある靭帯)が混ざっている個体があること。入っていたら薄くスライスしてから煮込むのが無難です。

原料原産地が国産とオーストラリア産に加えて「その他」と記載されているのもちょっと気になりますけど、特に臭みなどは感じず、旨味の濃さも申し分なし。使い切りやすいボリュームですし、下味のおかげで使い勝手も悪くない一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

牛すじ肉を食べやすいサイズにカットして下茹でを済ませた冷凍食肉やや細かいスライスで、ハラミや脂身よりも赤身が多めに入っている傾向滲み出る油も多すぎず、下味も付いており、使い勝手の良い一品コスパを重視するなら『牛赤身スジ肉』(1kg・861円)がおすすめ