今年もこの季節がやってきました。今週末は、いよいよ「大学入学共通テスト」。若年層の感染も目立ってきた中、受験生は最後の追い込みです。

広島市の予備校では、朝から受験生が自習室でテスト対策に励んでいました。

【受験生】

「もうやるしかないんで、最後の最後まで詰めてるって感じですね」。

「国語と社会がちょっといい結果出せてないんで、トータルでいい結果出せるように頑張ってます」。

コロナ禍で迎える2度目の共通テスト。県内では年明けから感染者が急拡大しています。

【受験生】

「最近コロナが増えていて、親から塾に行くのも少し控えたらどうとは言われました」。

文部科学省は11日、新型コロナの影響で共通テストが受けられなかった受験生については、個別入試で合否判定するよう各大学に要請しました。

こちらの予備校では、不織布マスクの装着をお願いするなどこれまでも感染対策を徹底してきています。

【河合塾広島校 加藤百合子チーフ】

「年末から(感染者が)増えてきたこともありますので再度、生徒たちには感染の予防についての話を再度しています。掲示でも何度も何度も訴えかけています」。