ＪＲ山陽線で貨物列車が脱線した事故をうけ、ＪＲ西日本は２９日に引き続き、３０日も西条・安芸中野駅間で終日運転を取りやめることを決めました。

２８日夜、ＪＲ山陽線の八本松駅から瀬野駅の間で、貨物列車の車両の一部が脱線する事故が発生しました。

この事故をうけ、国土交通省運輸安全委員会の担当者が２９日午後、現地に入り事故原因の調査などを実施。調査が終わり次第、復旧作業に着手するということです。

ＪＲ西日本広島支社によりますと、復旧の見込みが立っていないことから、３０日もＪＲ山陽線の西条駅から安芸中野駅間の上下線で終日運転を取りやめ、バスによる代行輸送を行うということです。

また３０日は、三原駅から西条駅間と、安芸中野駅から岩国駅間でも列車本数を減らして運行するということです。