XFN-ASIAによると、イラクのフセイン・シャリスタニ石油相は25日、イラクの原油生産が日量250万バレル以上となり、サダム・フセイン政権崩壊後、最高の水準に達したことを明らかにした。シャリスタニ石油相は、米テレビCNNの番組“レイトエディション”で、2010年までに日量430万バレル、2015年にはサウジアラビアを抜いて世界一の産油国を目指すと述べた。

  サダム・フセインが政権を追われた2003年4月当時、イラクの産油は日量約250万バレルだったが、今年末までに同260―270万バレルまで増産する計画という。同石油相は「最終目標は、日量600万バレル。できれば2012年までに実現したい」としている。【了】