栃木県の魅力を伝えるPR大使が夢を持つことの大切さを語る講座が18日、宇都宮市の中学校で開かれ、アイスホッケーアジアリーグH.C栃木日光アイスバックスの運営会社社長、セルジオ越後さんが生徒たちに諦めないことの大切さを伝えました。

夢講座が開かれた宇都宮市の旭中学校では全校生徒およそ500人がセルジオ越後さんの話を聞きました。

セルジオ越後さんは元プロサッカー選手で、現在はアイスバックスの運営会社の社長とチームのシニアディレクターを務めながらサッカーの解説者の顔ももち76歳となった今も精力的に活動しています。

ブラジル出身のセルジオさんは来日したばかりの頃、言葉と文化の壁に苦しめられたといいます。

しかし、諦めずに日本で活動を続けてきたからこそ今の自分があると語りました。

そして、コロナという逆境にめげずに気持ちを前向きに保つことが大切だと訴えました。

生徒たちは豊かな人生経験をもとに冗談も交えながら生きるヒントを伝えるセルジオさんの話に熱心に耳を傾けていました。