思わず二度見してしまうほど、「植木鉢」すぎるアイスがツイッターで注目を集めている。

いったいどのくらい植木鉢なのか、皆さんにもご覧いただこう。

こんもりと土が盛られている...ように見える。

隣にアイスの蓋が置かれていなければ、間違いなく白い植木鉢だと思ってしまうことだろう。

「見た目がどう見ても植木鉢だけどコクがあっておいしい。見た目がどう見ても植木鉢だけど」

2021年11月13日、そんなつぶやきを添えて、この画像を投稿したのはツイッターユーザーのめしたろう(@suta_meshi_taro)さん。1万2000件を超える「いいね」(18日夕時点)が寄せられ、

「想像以上に植木鉢」
「間違いなく絶対おいしい。見た目がどう見ても植木鉢だけど」
「ミントをそっ、、と添えたい」
「これはシャベル型スプーンで喰いたい」

などと話題になっているが......このアイス、一体ナニモノ?

シンカンセンスゴイカタイアイスと比べると...?

「植木鉢」に見えてしまっているのは、西日本を中心に多くの人に愛されている大山乳業農業協同組合(鳥取県)の「白バラコーヒー」を使った「白バラコーヒーアイス」。

同組合の公式ウェブサイトでは、こんな説明がされている。

「白バラコーヒーアイスクリームにビスケットとビターなコーヒーソースを合わせました。
食べ進めるにつれて味わいが変化し、最後まで飽きずに楽しむことが出来ます」

土っぽく見えているのは、ビスケットらしい。

16日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者のめしたろうさんによると、アイスは山陽新幹線の車内販売で、11月中旬に購入した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月29日から中止されていた山陽新幹線(のぞみ)の車内販売が1日から再開されたこともあり、「記念の意味も込めて購入させていただきました」。

見た目は植木鉢......だが、味はおいしいとつぶやいていためしたろうさんに、あらためてアイスの感想を聞いてみた。

「表層はクッキー生地となっておりますが、下の方には白バラコーヒーを思わせるコーヒー色のアイスクリーム、さらに下にはビターなコーヒーソースという三層構造になっておりまして、食感や味の変化が楽しめました。おいしかったです」(めしたろうさん)

なお、「新幹線名物の硬いアイスほど硬くない」そうだ。

Jタウンネット記者が販売元の大山乳業農業協同組合に問い合わせたところ、この「白バラコーヒーアイス」は18日現在、山陽新幹線(新大阪〜博多間)の車内販売サービスと大丸 京都店で販売中。今後、関西方面を中心に販売場所を拡大する可能性もあるそうだ。

めしたろうさんいわく「今回はたまたま『見た目』で注目されたようですが、味がほんとうに素晴らしい逸品」。山陽新幹線に乗るときは、ぜひ試してみたい。