去就が注目されていたカープ大瀬良大地投手がマツダスタジアムで会見を行い残留を表明しました。

大瀬良投手「わたくし、大瀬良大地はFA宣言せずにカープに残留することを決断しました」

Qいつ決断したのか

「最終的には、きのう球団に『来季からもカープでお世話になります』と伝えさせてもらいました」

Q早い時期のFA権取得でシーズン中も悩んだのでは

「(FA権)取得の時期も早かったですし、考える時間というのはそれなりにたくさんあった中でやっぱり頑張って掴んだ権利なので考えることもありましたし悩むこともありましたけど、それでもやっぱり考えれば考えるほどカープに対する愛着がどんどん強くなっていった」

Q球団からはどんな言葉が

「条件提示もいろいろと話をさせていただいた中で、そういうこと以上にできるだけ長くカープで精神的な柱としてやっていってほしいという言葉をいただけたので、そういった言葉がすごくうれしかったし僕もそういう言葉をかけていただけるだけの選手になれたのかなという嬉しさもあり、これまでもお世話になったので、カープでたくさん学んだこと、カープの伝統やいいところはカープの後輩たちに受け継いでいくものだと思った」

Q契約条件に関しては

「コロナ禍でいろいろと難しいところはあったと思うんですけど僕の中ではいい条件というか納得できる条件だったのでそこに対してはなにもありません」

Q監督からはどんな声かけが

「僕がつかみとった権利なので家族としっかり話をしてその中で監督としては、一緒に来年以降も頑張りたいという思いをぶつけていただいたのでそれは素直にうれしかったですしまた一緒に頑張りたいという気持ちにさせてもらいました」

Q長くカープのユニフォームを着たいという思いがあった

「僕の野球人生の大きな岐路というか分岐点というところでこのFA権というものがあったと思うので、何年契約とかそういうことではなくて、どこで終えるのかということも考えたし、そういった意味でもまた来季からもカープでお世話になるということは1年でも長くカープのために、ファンのみなさんのために一生懸命頑張っていきたい」

Q若い選手が多い

「力のある選手、これから成長していくであろう若い選手がいっぱいいるので、そういった選手に背中でもそうですし、言葉でもそうですし、僕の姿を見てもらって何かひとつでも吸収しながら、みんなで戦っていって優勝したいと思うし、まだまだ僕も成長していかないといけないと思うので若い選手に負けないように一生懸命がんばりたいと思います」

Q来季以降どのようにチームに貢献したいか

「今年はキャプテンという役職を与えてもらってたくさん勉強させていただくこともありましたし、そういった中でBクラスという悔しい結果に終わったので、離脱もありましたし、来季はしっかりと先頭に立ってAクラス、優勝、日本一に向けてまたみんなで頑張っていきたい」