自分の進路について選択肢を広げるきっかけにしてもらおうと、起業家などが講師を務める高校生向けのキャリア教育が17日、宇都宮市の高校で行われました。

元プロサッカー選手に、ラジオパーソナリティー、企業の代表者。栃木県ゆかりの経営者や起業家など  幅広いジャンルの15人が宇都宮北高校の教壇に立ちました。

これは宇都宮市と企業が連携して起業家育成に向け、オフィスの提供や経営支援を行う「宇都宮ベンチャーズ」が初めて行ったものです。

高校生といえば、自分の進路について少しずつ考え始める時期。 17日は1年生321人がそれぞれの道を歩む先輩の話に耳を傾けて自分の職業やキャリアに対する意識を深めていきました。

「夢ややりたいことが見つかっていない人は興味のあることを深掘りしてほしい」と話すのは常川朋之さんです。

起業家の支援などを手掛けるベンチャー企業で代表取締役CEOを務めます。

常川さんは宇都宮北高校のOB、社会で活躍する先輩の話から、生徒たちはおぼろげながらも自分たちの将来に思いを巡らせていました。