矢板中央 初戦で米子北と激突 全国高校サッカー
100回目を迎える全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が15日、リモートで行われ、栃木代表の矢板中央は鳥取代表の米子北との対戦が決まりました。
13日に行われた栃木大会の決勝戦で矢板中央は激闘の末、佐野日大を1ー0で下し5連覇の快挙を達成、県内では最多となる12回目の全国への切符を手にしました。
15日は日本テレビと各地をインターネットでつなぎ全国48校の対戦相手を決める組み合わせ抽選会が行われました。
前回ベスト4の矢板中央は2回戦から登場するシード校。西日本エリアの高校が選ばれるのを待ちます。
抽選の結果、初戦の相手は鳥取代表の米子北に決まりました。
12大会連続17回目の出場となる米子北は今年夏のインターハイで準優勝の成績を収めたサッカー名門校です。
初の顔合わせとなる両校、いきなり激しいぶつかり合いとなることが予想されます。
一方、第100回大会を記念し未来のサッカー界を背負う子どもたちに向けてメッセージを書いたボールが国立競技場で行う決勝戦で展示されます。
栃木大会の決勝で実際に使ったボールに矢板中央の藤井陽登キャプテンがペンを走らせました。
去年から続くコロナ禍という特殊な条件下で3年間の集大成を迎える選手たち。
新しくなった「国立」の舞台への夢を乗せた大会に臨みます。
大会は12月28日に国立競技場で始まり、矢板中央は31日の大みそか、千葉県の柏の葉公園総合競技場で行われる2回戦から登場します。