科学が好きな高校生が集い、競技を通して高め合う「科学の甲子園」の栃木県大会が14日、宇都宮市で開かれました。

この大会は科学好きのすそ野を広げ、次の世代のリーダーを育てることなどを目指して毎年開かれているものです。

11回目となる今年度はこれまでで2番目に多い16校から52チーム、312人が参加しました。

大会は物理や情報、数学などの知識を問う筆記と実技で競われます。

このうち、実技では箱を斜面に置いたときの倒れやすさと倒れにくさを競う内容で、仕組みを工夫した箱を制限時間内に完成させるという課題に挑みました。

生徒たちはチーム内で意見を出し合いながら仕上げていきました。

筆記と実技を合わせた優勝校は今週中に発表され、来年3月に茨城県つくば市で開かれる全国大会に出場します。