高校生たちに建設業の魅力を感じてもらおうと宇都宮市の建設業の団体が10日、2年後に開業が予定されている次世代型路面電車・LRTの見学会を行いました。

この見学会は宇都宮建設業青年の会がコロナ禍で職場体験をできない高校生たちに現場の空気を感じてもらおうと開いたもので、宇都宮工業高校環境土木科の2年生40人が車両基地を訪れました。

まず、市の職員がLRTが走る仕組みについて説明しました。

JR宇都宮駅東口から芳賀町を結ぶLRTの車両は路面電車としては国内最大級となるおよそ29メートルあり車両基地に4台が並んでいます。

開業予定の2023年には17台に増えるということです。

生徒たちは全ての出入口に交通系のICカードリーダーを設置したことや雷をモチーフとした座席の模様を採用したことなど利便性と地域風土を考えたデザインについて学びました。

そして最後に一人一人が運転席に座り操作方法を体験しました。