帝国データーバンク宇都宮支店によりますと益子町の陶磁器製造販売つかもとが民事再生法適用の申請を検討していることが9日までに分かりました。

つかもとは江戸時代、1864年創業の益子町を代表する窯元で「峠の釜めし」で使われる器を製造していることでも知られています。

1998年2月期には売上高およそ25億5200万円を計上していましたが、消費者の好みの多様化などを背景に需要が低迷、2021年2月期には2億9,000万円まで落ち込み債務超過に陥っていました。

さらにコロナ禍での販売不振がつかもとの経営を圧迫しました。負債はおよそ9億円です。

つかもとは再建型の法的整理を目指していて事業は存続されます。