得意の洋楽を大熱唱するこがけん。

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 16日、京都で開催中の「京都国際映画祭2021」にて、プロデューサー立川直樹&活動写真弁士の片岡一郎によるスペシャル映画イベント「活弁でGO!京都凱旋スペシャル&『I AM JAM』の世界」が行われ、ガレッジセールのゴリ、おいでやす小田、こがけん、堀川絵美ら芸人たちが無声映画に合わせて即興で活弁にトライした。

 トップバッターを担ったこがけんは、活弁の前に得意の洋楽を大熱唱。こぶしを入れて歌い上げると会場から大きな拍手が送られた。

 その後、芸人たちは、1956年(昭和31年)から1994年(平成6年)頃まで京都の市役所が制作し、京都市内の映画館で本編作品の前にニュース映像として上映されていた「京都ニュース」の傑作選に合わせて、それぞれがピアノの生演奏BGMをバックに自由に創作したストーリーで熱のこもった活弁を披露。プロデューサーの立川と片岡からは、最優秀賞として、ガスの活用についてのニュースを妖怪たちの物語に作り変えたこがけんが選ばれた。

 またイベントの後半は、女優・監督の辻凪子オリジナルのSFファンタジー映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』とコラボした活弁を披露。会場にはさまざまな年齢層の観客が訪れ、京都の文化と共に懐かしく面白い活弁映画を楽しんでいた。(森田真帆)